20 FAMILY'S LIFE COMPLETED IN 2004

良いものを、長く使いたい。
そんな気持ちに寄り添ってくれる家です。

神奈川県鎌倉市/Y様邸

いつまでもずっと住み続けたいと思える北欧風の家。

Y様が家づくりを始めたのは2004年。現在は高校2年生になる娘さんが奥様のお腹に宿られたときでした。

「それまでは横浜市のアパートに夫婦2人で住んでいました。子どもも生まれてくるし、ちょうど住宅ローン控除が拡充されたタイミングでもあったので、マイホームをつくろうと決心したんです」。
そんな想いで土地探しから始めたY様が、ウィザースホームと出逢ったのは住宅展示場。多くの住宅が建ち並ぶ中から目を留め、興味を抱いていただきました。

「他の候補ともいろいろ比較したのですが、最終的にウィザースホームさんを選んだのは、耐震性と気密性に優れていて、暮らし心地が良いだろうなと思えたからです。また、それだけ性能に優れていながら、私たちの予算内に収まる価格だったのも決め手でした」。

インテリア好きのご夫婦。リビング収納も家のサイズに合わせた造作です。

当時はめずらしかった北欧デザイン。様々なエピソードがよみがえります。

そうして始まったY様の家づくり。こだわりは、「北欧風」のデザインです。
「ウィザースホームさんのモデルハウスが、まさにそんなテイストだったんです。当時は和モダンデザインが流行っていて、住宅展示場でもそういう家がほとんどでしたが、他とは一線を画す個性を放っていて、私たちもこういう家をつくりたいなと思いました。なんというか、シンプルで、いつまでもずっと住み続けたいと思える家にしたかったんです」。

担当者と何度も打ち合せを重ね、外壁のカラーや窓の位置などすみずみまでこだわりを詰め込んだY様邸は、閑静な街並みに融け込みながら静かに個性を輝かせています。

途中で変更したアクセントカラーの赤が目を引きます。

コントラストが美しいツートーンデザイン。

小物で上手に色を取り入れたリビング・ダイニング。ご夫婦のこだわりが詰まっています。

家づくりや趣味について、心を込めて語ってくださいました。

玄関の明かりは、リビング側からは間接照明のように楽しめます。

2階のトイレはまるで海外のホテルのよう。

アーチ状にくり抜かれた壁がポイントの、北欧テイストの玄関ホール。

お気に入りの家具達がバランスよく並んでいました。

旦那様のご実家で眠っていた文机を玄関収納として活用されています。

吹抜けのある開放感あふれるリビング・ダイニングがお気に入り。

住空間におけるこだわりは、「豊かな広がり」を感じられること。1階のリビング・ダイニングと和室をひと続きにし、開放感あふれるプランニングを行っていきました。

「リビング・ダイニングにはゆとりある広さを確保し、上部には吹抜けも設けました。外からの光がたくさん入ってきて、とても居心地がいいんです。もし2人目、3人目の子どもができたら吹抜けをなくして部屋を増設しようかとも考えていたのですが、いちばんいいカタチに収まったと思っています」。

1階に設置されているソファやキャビネットなどにも、Y様ならではのこだわりが。家具の高さを70cm以下に抑え、圧迫感がなく、開放的に過ごせる住空間に仕上げられています。
「あと、広々としたインナーバルコニーをつくったところもこだわりのポイントです。1年に4、5回は家族で集まってバーベキューなどを楽しんでいます」。

どこにいても家族と会話ができる、家中をつなげる吹き抜け。

吹き抜けからは自然光がたっぷり差し込みます。

キャンプ用に自作されたチェアとテーブルはリビングでも大活躍。

旅先で集めたこだわりの小物。冬のディナーにはランプを灯すのが定番。

また、リビングの隣にある和室には琉球畳を敷き詰められ、モダンな印象にまとめられています。
「仏間として使っているのですが、インテリアコーディネーターさんが部屋の奥の床を御影石にしたり、デザインが上下で切替えられた壁クロスを採用したりと、細かなところまでこだわってスタイリッシュな空間をつくってくれました。ゆったりと落ち着ける雰囲気がいいですね」。

北欧風によく馴染む和モダンな一室。

御影石が落ち着いた空間を演出しています。

DIY、登山、キャンプ。趣味の時間を気ままに愉しんでいます。

「アウトドアが好きで、むかしは家族みんなでキャンプに出掛けたりしていました。娘が大きくなってからは、ひとりで登山にチャレンジすることが多いですね」。
そう話す旦那様のお部屋には、登山用のアイテムがぎっしり。DIYで手づくりされたという木の棚には、バックパックやランタンなどが並んでいます。

収納のしやすさだけでなく、愉しく飾るのがポイント。

壁は旦那様が4-5年前に塗ったそう。何となく入れた稲穂がいい味に。

「DIYも好きなんですよ。ビルトインガレージは、そんな私の作業部屋。私の部屋と娘の部屋の仕切り壁には珪藻土を塗っているのですが、これも私の手によるものです。また、実家から古いタンスや文机を持ってきて、メンテナンスしたり、リメイクしたりしています。良いものを長く使う、という暮らし方が好きなんです」。

良いものを長く使い、歳月とともに愛着と味わいが増していくことを愉しむ。
Y様邸もそんなふうに、ご家族とともに、これからもずっと年輪を重ねていくことでしょう。

今は、ご実家からもってきた和ダンスをどうリメイクするのか考え中。

ガレージも旦那様が棚や収納をつくって使いやすくDIYされています。

まだまだ改良していくというガレージ。雨の日でも作業が捗るそうです。

レンガとグリーンで可愛らしく整えられたアプローチ。

海外のような趣のある庭へと続く枕木の小道。

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