家づくりのきっかけは、偶然の出逢い。

「ほんとうに偶然のことでびっくりしました。妻の友人が家を建てたというので見に行ったところ、その家づくりの担当者が、なんと、ぼくの保育園時代からの幼なじみだったんです」。
そう語るのは、太平洋に面した自然豊かな街・茨城県神栖市にご夫婦2人で暮らすA様。どこか運命的な出逢いが、ウィザースホームとの家づくりのきっかけとなりました。
「とはいえ、ただ幼なじみが勤めているから、という理由だけでウィザースホームを選んだわけではありません。そのとき見せてもらった、妻の友人のお家がとても素敵で、純粋にぼくたちもこんな家を建てたいなと思ったんです」。

大好きなキャンプ道具を、いつもそばに。

A様邸のリビング・ダイニングには、20年以上続けているという趣味のキャンプ道具がずらり。ランタンやテント、フォールディングチェアといったA様のお気に入りのアイテムたちが、ナチュラルカラーを基調とした空間のアクセントとなっています。
「それこそが、いちばんのこだわりでした。キャンプ道具をいつも目の届く場所に置いておきたかったんです。また、リビング・ダイニングの一角に吊したハンモックもお気に入りのポイントです。ゆらゆらと揺られながらお昼寝をしたり、庭を眺めていると最高に心地いいんです」。
他にも、キャンプ道具の積み降ろしがスムーズにできるよう、庭の中へマイカーを入れられるようにするなど、趣味を満喫するための工夫がもりだくさん。
「キャンプは、家づくりのキーワードのひとつでした。それ以外は『ほぼお任せ』で進めていたのですが、ぼくたちの暮らしのイメージをよく汲み取ってくれて、おかげで理想的な家をつくることができました」。

休日になると、ダイニング＆キッチンはパーティ会場に。

「人がたくさん集まれること」というのも、A様の家づくりのテーマのひとつ。そんなご希望に応えるためにつくったのが、開放感あふれる吹抜けのある広々としたリビング・ダイニングと、ご夫婦2人が並んで作業できるスタイリッシュなオープンキッチンです。
「休日になると友人たちがやって来てワイワイと楽しむことが多いので、たくさん集まっても窮屈じゃなく、のびのびと寛げる空間をつくりたかったんです。そんなホームパーティの中心となるのが、このダイニング＆キッチン。ぼくらがふるまった料理をつまみに、みんなでグラスを交わすひとときは、何物にも代えがたいしあわせな時間です」。
趣味とご友人を何よりもたいせつにするA様ご夫婦。吹抜けから爽やかな光がたっぷりと届く空間は、そんなご夫婦のライフスタイルにぴったりと寄り添っています。

一人の時間も愉しめる場所と、家事の時間を短くする工夫。

2階にマンガを所蔵するための棚を造作したところも、A様邸の特徴。棚の対面にはカウンター＆チェアもしつらえ、しばし時間を忘れてストーリーに没頭できる空間に仕立てています。
「夫婦2人ともマンガ好きだったのですが、以前の賃貸にはマンガを置く場所がなく、また家を建てた後になってから棚だけを買いに行くこともしたくなかったので、造作してもらうことにしました。こういうふうに、一人の時間を愉しめる空間があるっていいですね」。
ご夫婦の趣味に応えるための工夫だけでなく、家事負担を軽減するための工夫も随所に。玄関とキッチンのどちらからもパントリーに出入りできる「2WAY買物動線」や、洗面室からまっすぐバルコニーへ出入りできる「洗濯動線」をしつらえるなど、機能性にも配慮しています。

「細やかに心配りをしてくれて、とても快適な家に仕上げてくれました。住み始めてからは、木々や芝生を植えたり、レンガを並べたりして、庭づくりを楽しんでいます。今後の予定としては、リビングに絵などを飾って、もっと自分たち好みの空間に仕立てていきたいと考えています。まだ暮らし始めて3年目ですが、愛着は深まるばかりです。これからライフスタイルが変わっていくとしても、ずっとここで暮らし続けていきたい。そう思えるくらい気に入っているわが家です」。