20 FAMILY'S LIFE COMPLETED IN 2006

歳月とともに少しずつ変わっていく、
「暮らしかた」に柔軟に応えてくれています。

神奈川県鎌倉市/S様邸

設計士さんの丁寧で親身な対応が決め手でした。

「もともと、ここには親が住んでいた家があったんです。親の引越しに伴って1996年から私たちがそこに住み始め、10年後に建替えたのがこの家です」。
そう話すのは、鎌倉市にご家族3人で住まわれているS様。
建替えにあたっては3社から見積りを取って検討されたそうですが、最終的にウィザースホームを選んでいただくこととなりました。

家づくりのこだわりや、当時の思い出話を終始笑顔でお話いただきました。

「大きな決め手となったのは、設計士さんの対応力です。私たちは『気密・断熱性』と『家事動線』にこだわりを持っていて、いろいろとオーダーを重ねたのですが、イヤな顔ひとつせずにとても親身になって対応してくれました。『水発泡断熱材』を採用してくれたのもそのひとつ。当時はまだ、ウィザースホームでは取り扱っていなかったのですが、私からの提案にこころよく応じてくれました。そういうふうに、こちらの気持ちに真摯に応えてくれたところがうれしかったです」。

3面に窓を設えた、明るいリビング・ダイニングはご家族が集まる大切な場所。

「自宅時間」が増えた今こそ感じる、書斎のありがたさ。

完成から16年目に突入した家での暮らし心地について伺うと、S様は「建てた当時から変わらず、ずっと心地いいですよ」と答えてくれました。
「断熱性にこだわっただけあり、冬でもとてもあたたかいところがなによりです。以前に住んでいた家とは大違いで、1階にあるエアコン1台だけを稼働させれば、寒さを感じることはまずありません。部屋間の温度差も少なく、どこにいても快適です」。 
また、大学で教鞭を執っている旦那様は、気密性の高さもとても気に入っていると話します。
「仕事柄、書斎に籠もりきりになることも多いのですが、気密性が高いおかげで、他の部屋から音が漏れてくることがほとんどなく仕事に集中しやすいんです。映画を観るなど趣味の時間を費やすときも居心地がよく、気に入っています。コロナの影響で自宅での時間が増えることとなりましたが、
あらためて、この空間をつくっておいてよかったと思いました」。
時代とともに暮らしかたや働きかたは大きく移行しましたが、S様邸は、今も、昔も、変わりない暮らし心地を提供し続けているようです。

お仕事だけでなく趣味の時間も満喫される、旦那様ご自慢の秘密基地。

気密性が高く、居心地の良い空間です。

部屋間をグルグル回れる、こだわりの回遊動線。

暮らしかたの変化に応えられる「余白」があるということ。

S様邸には、旦那様にとっての書斎と同じように、奥様とお子様にもそれぞれ一人の時間を過ごせるスペースが確保されています。
「完成時はまだ未就学児だった息子も大学生になり、自分の部屋で勉強をしたりする時間が増えてきたこともあって、家での家族の過ごしかたも少しずつ変わってきました。そんな変化に合わせ、空間の使いかたも少しずつ変化してきています。たとえば、キッチンの奥にあるカウンターデスク。ここにはかつてパソコンが置いてあったのですが、今では妻がちょっとした書き物や、家の用事をするためのスペースになっています」。

当時の資料からも、旦那様の気密へのこだわりが垣間見れます。

キッチン奥の家事用スペース。この先には大きなパントリーも。

家事効率に配慮して回遊動線が採用されたキッチンの奥には、カウンターデスクのほかに、ストック食品はもちろん調理器具等も収納できる大容量のパントリーも設計されており、奥様から重宝されているといいます。
「2階の寝室内にはウォークインクローゼットがあるのですが、そこにも充分な広さを確保しています。15年間住んでいても、使い勝手がよくて満足しています」。
S様邸には、長い歳月を経ても心地よさを保ち続ける「余白」が確保されています。

広々としたオープンタイプのウォークインクローゼット。

キッチンと洗面室を繋げたため、効率的な家事動線が生まれました。

天窓のおかげで廊下や階段にも十分な採光が確保されています。

これから家をつくる人は「メンテナンス性」にも目を向けて。

最後に、これから家とどのように付き合っていくかについて伺いました。
「特にリフォームをする予定もないし、今まで通りですね。給湯器などはゆくゆく取り替えなくてはいけないけど、当初からメンテナンス性にはこだわり、お手入れする必要の少ない外壁タイルを選んだりしていたので。これから家をつくろうと思っている人は、この点についてよく考えることをオススメしたいですね」。
たくさんのこだわりを詰め込まれてつくられたS様邸。
この家は、これからも、いつまでも、ご家族の暮らしかたの変化に応えながら、しあわせな暮らしの物語の舞台となっていくのでしょう。

キッチンからフラットにつながるウッドデッキも旦那様の計算通り。

将来のメンテナンスを考えて選ばれた、こだわりの外壁タイル。

こだわり抜いた2種類の外壁タイルの切り替えと、植栽の組み合わせが圧巻のファサード。

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