family_2008

海外のライフスタイルを採り入れた
この家で、ゆったりと暮らし続けたいですね。

東京都世田谷区/W様邸

2度の家づくりと、海外生活の経験を活かして。

W様邸が佇むのは、世田谷の閑静な住宅街。クラシカルな雰囲気の門をくぐり、家の中へおじゃますると、吹抜けのある開放感あふれるリビングが広がります。
「この家で3軒目の家づくりになりますので、過去2軒の家に感じた『良かった点・悪かった点』を踏まえていろいろと希望を出しました。リビングに吹抜けを設けたのは、そんな希望条件のひとつです。いまは別荘として使っている2軒目の家にも吹抜けがあり、開放的で心地よかったので」。

また、W様は海外で約10年間にわたり暮らしていたこともあり、そこで実感したライフスタイルも採り入れておられます。
「ブラジルとアルゼンチンにそれぞれ5年ずつくらい住んだ経験があり、そこで暮らしていた家の「良かった点」も盛り込んでいます。ユーティリティスペースを広々と確保したり、床をフルフラットにしたり、ゆったりとしたサイズのトイレを2つ設置しているところがそうですね。また、巾木や建具、照明などのインテリアにも海外のエッセンスをまぶしています」。
のびやかな天井高を確保した上、メーターモジュールを用いて廊下幅などにも充分なゆとりをもたせた住空間は、まさに海外住宅のような雰囲気。ログハウスをイメージしたというウッディなインテリアは、完成から13年目を迎え、さらに味わい深い表情を見せるようになっています。

「2人の娘もそれぞれ独立し、いまでは夫婦と愛犬との3人暮らしとなりました。時折、娘夫婦や友人が訪ねてきて賑やかになりますが、ふだんはとても穏やかです。この家は、そんな私たちの暮らしぶりに、心地よく寄り添ってくれています」。

日差しがあふれる気持ちの良いリビングで、家づくりの思い出を語ってくださいました。

ご夫婦の側で幸せそうにくつろいでいる愛犬のジュニア君。

多趣味なご夫婦からは興味深い話題がたえません。

無垢材をふんだんに取り入れた、あたたかみのある洗練されたインテリア。

それぞれの「居場所」をつくることが絶対条件でした。

この家のお気に入りのポイントについて伺うと、「まずは断熱性ですね。結露がまったくなく、とても快適です」とW様。以前に住んでいた家は、とにかく結露がひどかったらしく、その違いに驚かれたといいます。
「湿度計を置いているのですが、50%を超えることはめったにありませんし、室温もいつも快適です。夏は暑く、冬は寒かった以前の家とは大違いですね」。

また、間取りのこだわりについては、それぞれの「居場所」を確保することだったとおっしゃいます。
「私は、読書や書き物ができる書斎と、ユーティリティスペース。妻は、縫い物やリモート会議ができる仕事部屋と、オーブンなどの設備が充実したキッチン。また、この家をつくるときには娘たちもすでに大きくなっていたので、家族4人それぞれにプライベートな空間をつくることは絶対条件でした。もともと娘たちのものだった2階の2部屋も、いまは私たちの部屋として使っています」。
そう話す旦那様は、現在、山スキーや日曜大工も趣味として愉しまれています。ユーティリティスペースには、そのための道具やアイテムがぎっしりと。

旦那様のプライベートルーム。

飴色へと経年変化していくのを楽しんでいる無垢材の窓枠。

書斎コーナーではゆっくり読書を楽しみます。

自然光で明るい階段ホール。ジュニア君も一緒に奥様の部屋へ。

奥様のプライベートルームにはリビングに面した室内窓が。

お祖父様が手作りされたというお人形も大切に飾られていました。

また、広々としたリビングには、奥様が音楽活動を始めるきっかけとなった「パラグアイハープ」も飾られています。
「アルゼンチン時代に出逢った楽器で、とても美しい音色を奏でるんです。この楽器に出逢って音楽を演奏することに目覚め、日本に帰ってきてからも、ユニットを組んでコンサートを開いたり、音楽活動を続けています」。
ゆったりとした家には、趣味が多彩なW様ご夫婦ならではの、大人の感性が息づいています。

インテリアとしての存在感もある「パラグアイハープ」。

将来は寝室に、と考えている1階のゲストルーム。

娘様が描いた愛犬たちの絵が大切に飾られていました。

家族と会話を楽しめるキッチン。

甘えん坊のジュニア君はいつもご夫婦のそばを離れません。

愛犬たちのために約3帖のユーティリティをつくりました。

いま、娘がウィザースホームで家をつくろうとしています。

じつは、W様の娘様ご家族は、いま、ウィザースホームで家づくりを進めておられます。そのきっかけとなったのは、里帰りされた際に、あらためてご実家の居心地のよさに惹かれたことなのだか。

「結婚して住み始めた家がとても寒かったらしいんです。それでこの家に帰ってきたときに、『あたたかくていいな』と思い、家づくりを決意したようです。私たちのときと同じ担当者さんについてもらい、いまは打ち合せを進めている最中。娘たちの希望条件は、吹抜けがあること、勾配天井であること、明るくてあたたかいこと。また、インテリアには石やタイルを使用するなど、実家であるこの家を参考にしているところが随分あるようです。ここでの暮らし心地を気に入ってくれてたんだ、と思うとうれしいですね」。

そんな娘様は、近々ご出産を予定されているとのこと。W様ご夫婦は、お孫さんに会える日を心待ちにしています。
「孫が増えたら、この家に遊びにくることも増えると思います。リビングでみんな揃って賑やかに過ごすひとときがいまから楽しみです」。

海外の思い出、お子様との思い出、そして、これからつくる新たな思い出。3世代のかけがえない思い出が、この家を舞台につむがれていきます。ウィザースホームでつくった家が、3世代のかけがえない思い出をつむぐ場所となっていく。家づくりをお手伝いした私どもとしても、これほどうれしいことはありません。

海外のインテリア雑誌からでてきたような、ご夫婦のセンスが随所にあふれています。

天井にも無垢材をとりいれています。

ユーティリティには多趣味な旦那様の日曜大工の道具がずらり。

自作の燻製器でつくる旦那様のスモークサーモンは奥様のお気に入り。

立派なシンボルツリーにも負けない重厚な外観。エクステリアの細部にまでこだわりが感じられます。

アンティークのテイストが好きなご夫婦らしい設え。

見事なグリーンフェンスは住み始めてから丁寧に育てています。

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