20 FAMILY'S LIFE COMPLETED IN 2014

家族の時間も、ひとりの時間も充実させる。
お互いのエリアをつくったのは正解でした。

千葉県八千代市/K様邸

膨大な数を見てきたからこそ分かる。家づくりの姿勢に共感。

奥様が生まれ育ったご実家を建て替えるカタチで、K様がマイホームを手に入れたのは2013年のこと。サーフィンが趣味の旦那様と在宅でお仕事する奥様、そして週末はボクシングジムに通っているという長男の3人で暮らしています。なんと奥様とお子さんは、幼稚園から中学校まですべて同じ学校に通ったとのこと。そんな思い出の詰まった家の建て替えを検討しはじめたのには、家族のライフスタイルの変化があったから。「以前の家は築30年以上。夏は暑いし、冬は寒い。それに家の構造も、今の時代には沿っていませんでしたね」と当時を振り返る旦那様。部屋数は多いものの、襖などでそれぞれに区切られ、広さは感じられなかったそうです。そこで長男が小学校に上がるタイミングで、家づくりをスタートさせます。
実は、旦那様がお勤めするのは、窓のサッシを扱う会社。仕事柄、無数の家をその目で見てきました。その中で、ウィザースホームの家づくりには、素材選びなどにおいて住む人のことが徹底的に考えられている点に強く共感したそうです。もちろんご自身の家の建て替えにおいても、ほとんど他社を検討することなくウィザースホームを指名。それどころか、その満足度の高さから、いろいろな方に紹介をするほどだそうです。「まずは僕の弟、そして会社の部下、さらにサーフィン友達にもオススメしました。もはや営業マンですね」と冗談交じりに語ります。そのように親しい人に紹介できるのは、本当にいい家を手に入れることが出来たからこそ。実際にK様邸はさまざまな工夫と趣味が活きた住宅となっていました。

家づくりを振り返って、思わずニッコリ。担当営業マンとの相性の良さが伺えます。

家族みんなが、思い思いに趣味やくつろぎの時間を過ごすリビング空間。

プロの提案で不安が解消。経験と知識でより広い空間を確保。

建て替えを進めるにあたって、ひとつ大きな懸念点がありました。それは土地に関わる問題。敷地そのものを拡張することはできなかったため、現状の限られたスペースをいかに有効活用するかがポイントになりました。「理想の家にするための構想はたくさんあったのですが、土地が広くはなかったので、正直にいうと不安でした。でも最大限にスペースを活かしつつ、縦の空間を使う方法を提案してもらうことで、まったく問題なく解決しました」と奥様。法令が定める限界まで建物の高さを上に伸ばすことで、室内に十分なスペースを確保したのです。
それは豊富な収納に表れています。以前の住まいには不満があったという奥様も、その変化に喜びが隠せません。「必要だと思う箇所には、すべて収納スペースを設けています。階段下や2階の納戸、キッチン横のパントリー、さらに屋根裏も活用することでスッキリした空間を保てるようになりました」と満足な様子です。しかもそのほとんどを作り付けの造作家具にすることで、市販の棚などの家具を後から置く必要がなく、生活空間を圧迫することがありません。
また在宅でお仕事をされている奥様ならではの工夫も見られます。それはウォークインクローゼットに併設されたドレッサー。本来はお化粧や身支度をするための場所でしたが、いまではもっぱらワークスペースになっています。使い方を変化させながら、住みやすさを高めていけるのも、自分にあった家具を取り付けているからかもしれません。

主寝室の奥には多目的に使える書斎が。

ドレッサーが立派なワークスペースに。

スッキリ空間はトレーニングにも最適。

屋根裏収納はまだまだ余裕が見られます。

どんな時間も快適に。秘訣は“ちょうどいい”距離とスペース。

ご夫婦が揃ってお気に入りに挙げる空間が主寝室です。パーテーションを用いて緩やかに2つに区切ることで、パーソナルスペースを確保しているのがポイント。「当時のモデルハウスを参考にした」と旦那様が話すこのカタチは、現在も人気の仕様です。「たとえば夫のスペースがちょっと散らかっていたとしても、まったく気になりません(笑)。かといって、完全に独立していないから、気配は感じることができます」と奥様。また「寝室にお互いの陣地があるのは、気持ち的にも楽ですよ。いびきを怒られることもないし(笑)」と旦那様も笑顔で語ります。
さらにキッチンも、お二人でじっくりと考えたこだわり空間。建て替えの施工中、一時的に同居していた隣のお母さま宅で調理をしているときにヒントが落ちていました。それは大人が2人で立ったときの広さ。「キッチンスペースで人がすれ違えないというのは、とても不便で」と旦那様が話したように、前後に適度なスペースを確保されています。奥様はその見た目に関しても、かなり慎重に選んだと言います。「ショールームで見たときに、このピアノのような光沢感のあるデザインがとっても魅力的だったんです」と、シックな色味が自分好みだったと話します。今では気兼ねなく、夫婦揃って料理を楽しむことができているようです。

竣工時にもらった花束の一部というから驚き。

2 人が立っても余裕のある広々キッチン。

玄関は旦那様の趣味の空間にもなります。

天気が悪い日でも採光はバッチリです。

家族の人生が家に表れる。自分らしさを忘れない場所へ。

ご夫妻の共通の趣味であるサーフィンも、理想の家を考える上では欠かせない大切な要素。現在、奥様はお休み中とのことでしたが、特に海から帰ってきた時の動線と設備は、他の家では見られないほど充実しているようです。「まずは玄関を入ってすぐに、ウェットスーツをかけられるスペースがあります。そしてそこから脱衣所に直接行ける動線になっているんですよ」と解説する旦那様は心から満足している様子。玄関からお風呂場へと続くそのスペースは嬉しい誤算も。「ウェットスーツが干せるだけでなく、24時間換気システムのおかげで、雨の日は洗濯物をここに干しておくとよく乾くんです(笑)」と家族みんなにとって使える空間として機能しているようです。さらに外水道も、スーツを洗ったり、海にお湯を持参したりするために温水が出るタイプに変更するというこだわりっぷりが見られます。
また、K様邸を見回すと窓に特徴があることがわかります。それはウィザースホームからの提案によって実現したもの。「僕の仕事をよく知ってくれているので、担当の営業スタッフの方が『この家にいろんな窓をつけませんか?』と提案してくれたんですよ。和室の丸い窓は、こちらが希望したわけではなかったのですが、実際につけてみたら外からも目立って気に入っています」と少し照れながら話してくれました。
この家に暮らし始めてから丸7年。狙い通りに使い続けられている場所と、予定とは違うけれどうまく使いこなしている場所の両方が混在するK様邸は、変化するライフスタイルに柔軟に対応できる理想的なマイホームのカタチなのかもしれません。

フリースペースとして使える和室には丸い窓。

ファサードにもアクセントを与えています。

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