住まいと家族を守る防災・減災リフォーム

雨戸やシャッターがない建物の場合、それらを取り付けることで強風に備えることができます。雨戸はサイドの壁に収納するスペースが必要ですが、シャッターはそのスペースが必要ないので手軽に取り付けが可能です。電動タイプの商品なら楽に開け閉めができるので高齢の方でも安心です。

防災・防犯ガラスは、衝撃を加えても割れにくく、万が一割れても破片が鋭利になりにくいため、これらのガラスに交換することで防災効果を高めることができます。また、既存の窓に貼ることでガラスの強度を高め、飛散を防止することができる窓用フィルムなら手軽に取り付けられます。

太陽のチカラで電気を創る太陽光発電システムは、停電時などでも日中であれば非常用電源として活用できます。平常時でも、昼間発電した電気を利用できるのはもちろん、発電して余った電気は電力会社に売電できるので、光熱費を大幅に削減することができます。

太陽光で発電した電気をストックできる蓄電池は、平常時に余った電力を災害時にも使用できます。普段は料金の安い深夜に電気をため、日中に使うことで電気代の節約にもなります。

都市ガスを使って電気とお湯を同時に創り出す家庭用燃料電池「エネファーム」。発電時に出る熱を捨てずに、お湯の熱として使用するため環境にもやさしいエコなシステムです。停電時発電継続機能が付いている機種で、都市ガスと水道が供給状態であれば、停電時でも発電を継続して電気とお湯を使うことができます。

空気の熱を使ってお湯を沸かすエコキュートは、沸かしたお湯をタンクに貯めているため、災害時に生活用水として使用することができます。その他にも、水道配管内に専用タンクを設置して常に新鮮な水を確保したり、普段から屋外で水が使いやすくなる雨水タンクを設置したりするなどの方法で生活用水の確保が可能です。

飲料水やレトルト食品、カップ麺など、非常時に備えてローリングストックしておく食料品をたっぷり収納できるパントリー。非常時に必要なものがすぐに取り出せるのはもちろん、賞味期限の確認などもスムーズです。

なにかとかさばる防災グッズですが、備蓄コンテナなど大きなものを収納するには収納力のある土間収納が便利です。普段からベビーカーやレジャー用品など、外で使うモノを収納しておけます。また、防災リュックは玄関周りに置いておくことで避難の際もスムーズです。