災害が発生したら
停電してしまった
まずは、停電しているのがご自宅だけなのか、近隣一帯なのか確認しましょう。ご自宅だけの場合、ブレーカーが落ちている可能性があります。
電気製品の電源プラグを抜きましょう
停電復旧時のコードの破損や漏電からの火災を防ぐため、コンセントから電気製品(特に暖房器具やアイロンなどの発熱するタイプの電気製品)の電源プラグを抜いておきましょう。パソコンなども、停電復旧時に瞬間的に高電圧がかかったり、異常電流が流れたりして故障する場合があるので注意が必要です。
落ち着いて復旧を待ちましょう
・冷蔵庫の開け閉めは避けましょう。保冷剤がある場合、冷蔵庫の上の棚に置くと冷気が下に流れるので効果的です。
・冷暖房が使えないため、体調管理に気を付けましょう。
・屋外に避難する場合や、外出する場合はブレーカーを切っておきましょう。
太陽光発電システムで発電された電気を使う
停電時は、自立運転に切り替えることで電力を使うことができます。くわしくはご利用の機器の取り扱い説明書をご覧ください。
①主電源ブレーカー、太陽光発電ブレーカーを切る
②自立運転モードに切り替える
③接続機器を自立コンセントにつなぐ
※1500wが上限なので、エアコンやオーブンレンジなど、大電力を要するものは接続を避けましょう。
④停電復旧後は、自立運転モード解除→太陽光発電用ブレーカー→主電源の順で元に戻す
蓄電池の電気を使う
自立運転に切り替えることで蓄電池の電気を使うことができます。停電時に自動で切り替わる機種と、手動で切り替える機種がありますので、ご利用の取扱説明書をご覧ください。
電気温水器
タンクに貯まっているお湯を使うことができます。飲用は避け、生活用水としてご使用ください。
また、取水時は高温になっている可能性があるので火傷にご注意しましょう。
くわしくはご利用の機器の取扱説明書をご覧ください。
①機器本体の漏電遮断器を切る
②タンクへの給水を止めるため、止水栓を閉める
③通し弁を開ける
④非常用取水栓にホースをつなぎ、水を出す
⑤復旧後は、逆の手順で元に戻す
エネファーム
ご利用の機器に停電時発電継続機能が付いていて、都市ガスと水道が供給状態であれば、停電時でも発電を継続して電気とお湯を使うことができます。発電継続機能がついているか、操作方法などは取扱説明書をご覧ください。
電動シャッター
手動で開閉が可能です。くわしくはご利用の機器の取扱説明書をご覧ください。
トイレ
停電の際、電動フルオートの便器は自動での洗浄はできないのでレバーで操作します。レバーもついていない場合は、バケツなどに水を汲み手動で洗浄しましょう。
ガス設備が止まってしまった
大きい地震(震度5弱相当以上)が発生した時は、ガスメーターが感知して自動的にガスが遮断されることがあります。ガスがでなくなったら、必ずガスの元栓を閉めましょう。
復旧後、ガスを使う
①すべてのガス栓、器具栓を閉める。メーターガス栓は閉めない
②復帰ボタンキャップを左に回して外す
③復帰ボタンを止まるまで強く押しランプが点灯したらすぐに手を放す
④約3分待ち、表示ランプが消えたらガスが使えます。
⑤復帰キャップボタンを取り付けます
ガス漏れに気づいたら
ガス機器の周辺でガス臭に気づいたら、窓を開け火器を使用しないようにし、ガス業者へ連絡しましょう。