建具
アルミサッシ
主なお困りごと
開閉不良、すき間、腐食、シーリングの劣化による雨漏り、付属金物の異常
日常のメンテナンス方法
傷により腐食してさびが出た場合は、市販の金属専用クリーナーで落としましょう。
シーリングの劣化が見られる場合
アルミ製の窓枠と外壁が接する部分には、シーリングが充填されています。これは防水上重要なものですので、傷つけないようにしてください。
バルコニーヘのはき出し部分などの下枠には、外壁側にアルミ製の水切り金具が付いており、その裏側にもシーリングが充填されています。
シーリングのすき間や切れ、硬化によるはがれは、雨漏りの原因となりますので、市販のシーリング材で補修しましょう。損傷が激しい場合は専門家に相談しましょう。
開閉不良がある場合
戸車に油をさすか、市販の潤滑油を吹き付けると、開閉をスムーズにすることができます。
戸が重くなり、キィーという音がするようになったら戸車の交換時期です。交換作業は専門家に依頼しましょう。
建付けの調整
アルミサッシには、いろいろな箇所に調整ネジがあります。建物の完成の時点では適切に調整されていますが、使用後3ヶ月~1年くらいたつと不具合が生じることがあります。調整をすることにより、開閉がスムーズになります。
戸車調整ネジ
メーカーにより一様ではありませんが、戸の下枠などについており、廻すことで建具の上げ下げを調整できるようになっています。
クレセント(締まり金具)の調整
クレセント本体についているビスを少しゆるめ、上下にスライドして調整します。特殊な形状のものは、メーカーの取扱説明書を参照してください。
気密ピースの調整
レール部分からすき間風が入る場合は、レールとサッシを密着させている、気密ピースの調整をします。気密ピースを下げ、風が入らないようにしましょう。