家族みんなが通る動線上にある、大容量の書棚が「図書ギャラリー」。本を介した「コミュニケーションの場」として、また知的好奇心が育つ「知の空間」として家族の絆を深めます。
家族の知的好奇心が育つ「図書ギャラリー」
子どもの頃の読書量と能力には相関関係がある
国立青少年教育振興機構の2021年の調査では、子どもの頃の読書量が多いほど「自己理解力」「批判的思考力」「主体的行動力」が高く、短期記憶力も優れていることがわかりました。また、同機構の別の調査では「読書をよくする子の方が礼儀・マナースキルが高い」ということもわかっています。誰もが自然と本に触れられる環境=「図書ギャラリー」が、子どもの力を育みます。
【Case1】子育て期には読み聞かせスペースとして
「図書ギャラリー」はお子様が「この本読んで!」とすぐに本を手に取れる空間。幼い頃はここでたっぷりと読み聞かせを。絵本や書籍の手触り、家族とともにすごす温かさに包まれながら「本って楽しい」「面白い」と読書への肯定的な感情が育ちます。
【Case2】家族の好奇心や議論を深め合う「家読(うちどく)」
「家読 (うちどく)」とは家族でふれあいながら読書すること。家族単位だけでなく自治体が呼びかけ成果を挙げるなど、注目されている活動です。「図書ギャラリー」にある一冊の本をみんなで読み、語り合うことで、描かれたテーマや互いへの理解が深まります。幼い頃だけでなく大人になっても、本棚の書籍が家族との情報共有や知的な議論を交わすきっかけに。本を介して深まるお互いへの興味関心と敬意が、家族の絆を強くします。