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勾配天井

広々とした空間「勾配天井」

小屋裏の傾斜をそのまま天井に活かすことで、広々とした空間を手に入れるアイデアが「勾配天井」です。

広々とした空間「勾配天井」

「勾配天井」とは

「勾配天井」とは、屋根の傾斜(勾配)に合わせて設計された天井のこと。平屋や二階リビングなど、上に階がない間取りで採用されます。

「勾配天井」とは

「勾配天井」のメリット

勾配天井は通常の天井より高いため空間が広がり、平屋や小部屋でも開放感が得られます。高い位置に窓を取れるので採光や採風がしやすいのも特徴。とくに天窓の場合、勾配天井なら空間全体に光が届きます。斜め天井や見せ梁の効果でメリハリを出したり、アクセントクロスや間接照明と組み合わせたりすることでオシャレな空間になります。

「勾配天井」のデメリット

天井が高い分冷暖房の効率が下がり、小屋裏空間がなく屋根からの熱が伝わりやすいため光熱費が増える場合があります。採用する場合は屋根面の断熱性能を上げるのがポイントです。高い位置の照明や窓は掃除やメンテナンスが手間で、照明が高いと光が届きにくく、日差しがないと暗くなりがちです。希望の照明がある場合は、斜めの天井に設置可能か要確認。天井が高いと壁面積が広がるため、クロスの貼り替え費用が割高になることも。

「勾配天井」を組み合わせたい場所

平屋や、比較的狭い建坪の場合にとくにオススメ。ワンフロアでも、広々と感じられます。2階以上の場合も、面積を削らずに広い空間が取れて、明るさも増します。相性が良いのは吹き抜け、最上階のリビング、寝室やロフトです。

【Case1】平屋×勾配天井

広々とした吹き抜けに大開口サッシを組み合わせた開放的なリビング。勾配天井に貼った木目調のクロスが、大空間にぬくもりを与えています。

【Case1】平屋×勾配天井

【Case2】 三角屋根×勾配天井

大きな三角屋根の勾配を活かした空間。鮮やかなブルーの壁紙、アイアン手すりと間接照明のコントラストが、オシャレさとオリジナリティを演出しています。

【Case2】 三角屋根×勾配天井

【Case3】 下がり天井×勾配天井

平屋でありながら、ダイナミックな空間の広がりを感じる勾配天井リビング。下がり天井を設けて間接照明を配し、空間にメリハリをつけています。

【Case3】 下がり天井×勾配天井

【Case4】梁×勾配天井

寝室で採用した事例。勾配天井と装飾梁のラインが空間のアクセントとなり、オシャレな印象をより高めています。

【Case4】梁×勾配天井

【Case5】 3階建て×勾配天井

最上階の小さめの寝室に採用した例。天井ではなく正面の壁にアクセントクロスを採用することで、落ち着いた親密な雰囲気に。限られた面積の部屋でも、勾配天井を採用して縦に広げることで開放感が得られます。

【Case5】 3階建て×勾配天井

【Case6】シーリングファン×勾配天井

勾配を活かした高い天井とシーリングファンが、寝室併設のウォークインクローゼットの風通しも良くしています。クローゼットの仕切り上部を開けているので閉塞感も大幅に低 減、湿気がこもりにくくなるメリットも。

【Case6】シーリングファン×勾配天井

【Case7】 ロフト×勾配天井

勾配天井とロフト、リビングを組み合わせた例。ロフトからはリビングを見下ろすことができ、家族と緩やかにつながることができます。

【Case7】 ロフト×勾配天井

【Case8】子ども部屋×勾配天井

お子様の秘密基地として設けたロフトで勾配天井を採用。壁で完全に仕切らないことで、風通しにも配慮。

【Case8】子ども部屋×勾配天井

【Case 9】うんてい×勾配天井

勾配天井によってできた、高い壁面にうんていを設置。自宅の開放的な空間で、毎日のトレーニングが可能です。高い位置に配したスポット照明も気分を上げてくれるポイント。

【Case 9】うんてい×勾配天井

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