間取りの失敗で多いのは「収納」です
住まいづくりにおいて、建てた後に「失敗した」と感じる点についてアンケートをとると、「収納が足りない」が2位にランクインしています。新築一戸建てを計画するにあたって、「収納量を増やしたい」「片づけをラクにしたい」と考えている方が多いというアンケート結果(※「注文住宅3年以内建築者調査」リクルート住まいカンパニー調べ)もある中で、どうしてこのような失敗が起きてしまうのでしょうか?
暮らしに合わせた収納
しっかり収納が設計されていないと、年月が経つにつれて収納量が足りなくなったり、使いづらい収納になったりしてしまいます。収納で失敗しないためには、今持っている物や増えていく可能性がある物、ライフスタイルなどを考慮して収納の量・場所・カタチを決めることが重要です。
収納プランの立て方
①ライフスタイルを整理する
今ある物の種類や量を把握し、それらを使うシチュエーションや動線を整理しましょう。日ごろのライフスタイルや片付け方、今の住まいでのお困りごとなども書き出しておくと次のステップがスムーズに進められます。
➁間取りと合わせて考える
現状提案されている間取りと①の内容を照らし合わせ、どこになにをしまうかを考えていきます。この時、使う物を使う場所にしまうために、行動動線を把握して収納を設けることがポイントです。
③造り付け収納や動線を間取りに落とし込む
➁で考えた収納プランを間取りに落とし込み、図面に反映してもらいます。
ウィザースホームではプロに収納プランを立ててもらう事ができます
収納プランの立て方を紹介しましたが、自分たちだけで計画するのは難しそうと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ウィザースホームでは、後悔しない住まいづくりのために、「収納のプロ」が一邸ごとに収納コンサルティングを実施。今ある物の把握からサポートし、どこになにをしまうか、将来を想定した収納プランをご提案しています。
場所別の収納アイデアとおすすめアイテム
今回は、収納のプロによる収納コンサルティングでも活用されているウィザースホームのオリジナル収納システムを使った場所別の収納アイデアの一部をご紹介。収納の計画にお役立てください。
クローゼットの収納アイデア
様々な種類の衣類や小物、バッグなどを収納するクローゼットは、ハンガーにかけるモノ、たたんでしまうモノ、ショート丈、ロング丈など今持っている洋服の量や種類を把握して大きさを決めましょう。現状使っているハンガーパイプの長さを基準に、この先増えることも予想されるので、プラスαで考えるのがポイントです。
クローゼットのおすすめ収納アイテム:フリースタイルクローゼット
持っているモノに合わせ、バッグや小物類もしまいやすい可動棚を設けたり、スペースを有効活用できる2段パイプを設けたりすることができます。
ダイニングの収納アイデア
ダイニングは食事をするだけではなく、お子さまが勉強をしたり、パソコンで作業したり、家族それぞれが様々な用途で使う場所です。様々な過ごし方があるということは、様々な物が集まってくる場所でもあります。
ダイニングのおすすめ収納アイテム:LDファニチャー
家族みんなで使う文房具や爪切りなどの小物がしまいやすい引き出し、書類が入る収納があると便利です。
洗面脱衣所の収納アイデア
洗面脱衣所に収納する物は、洗面と脱衣所を分けるのかどうかや、家族のライフスタイルによって変わってきます。下着やパジャマのスペースが必要な場合もあれば、物干しとしてハンガーパイプが必要な場合もありますよね。使い方を考慮して何をしまいたいか整理しましょう。
洗面脱衣所のおすすめ収納アイテム:タオル収納
脱衣所におすすめのタオル収納は、バスタオルは一旦乾かせるようにタオル掛けタイプ、フェイスタオルは濡れた手でも取り出しやすいように扉を開けずに引き出せるタイプなど、タオルの種類別にしまっておくことができる便利な収納です。
ウィザースホームのオリジナル収納システム
ライフスタイルに合わせてカスタマイズできるウォークインクローゼットはもちろん、適材適所の収納アイテムが揃ったオリジナルシステム収納「MONOプレイス」。必要なモノが、使う時に取り出しやすく、しまいやすい場所にある。それが、ずっと続けられる“キレイ”の秘訣です。