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2024.02.04

24時間換気を止めると電気代節約になる?花粉を入れずに換気するには

目 次

近年よく聞くようになった「24時間換気」、どのようなシステムなのでしょうか?24時間換気を止めるとどうなるのか、花粉の侵入を防ぐことが可能なのか、気になる電気代についても解説します。

新築住宅に必須の24時間換気システムとは

「24時間換気」とは、その名のとおり24時間止めることなく換気機能を稼働し続けて、常に室内の空気を清浄に保つこと。換気の目的は、室内にこもる湿気、人の呼気(二酸化炭素)、ニオイ、カビの胞子などの有害物質を排出し、きれいな空気と入れ替えることです。
2003年の建築基準法改正では、すべての新築住宅に24時間換気システムの設置が義務付けられました。その理由は、シックハウス症候群(喉や目の痛み、頭痛、吐き気等)の防止を目的としています。
近年、建物の高気密化が進んだことで住まいの快適性が向上しましたが、その一方、建材や家具などから放出されるホルムアルデヒト、アセトアルデヒドといった化学物質が室内に滞留しやすくなりました。そのため、計画的な換気が求められるようになったのです。24時間換気システムは、家全体の空気が2時間に1回入れ替えられるように設計されています。

換気システムの種類

換気システムは、機械(換気扇等)を使用する「機械換気」と、機械を用いない「自然換気」の組み合わせにより3種類に分けることができます。

第一種換気

第一種換気は、給気(入り口)・排気(出口)ともに機械で行う換気システムです。機械により強制的に空気の流れを作り、効率的に換気することができます。

第二種換気

第二種換気は、室内への給気を機械で行い、排気口には機械を設置せずに温度差や気圧差を利用して空気を排出する方法です。一般的な住宅で採用されることはほとんどなく、病院や工場のクリーンルーム等に適しています。

第三種換気

第三種換気は、給気は機械を用いない自然給気、排気は機械で行う方法です。一般的な住宅の換気方法として、最も普及しています。

戸建ての24時間換気の電気代はどれくらい?

24時間換気システムは機械を休みなく稼働させるため、電気代が気になる方も多いかもしれません。料理をしているとき、ニオイの強い食事の後、しばらく閉め切っていたときなど、必要と感じるタイミングのみ換気する使い方には問題があるのでしょうか?
結論から先に言うと、24時間換気を止めることはメリットよりもデメリットのほうが大きいです。機械換気にはいくつかの種類がありますが、シンプルな換気扇による24時間換気であれば、掛かる電気代はひと月あたり数百円程度にとどまります。
新築住宅は気密性が高く、湿気やカビの胞子・化学物質等が室内に滞留しやすいため、継続的に空気を入れ替える必要があります。ひと月数百円の節約を目的に24時間換気を止めることが、家の傷みや健康被害の原因になり、かえって高く付く可能性があるのです。

花粉を入れず、室温を変えずに換気する全館空調

換気扇による機械換気、開けた窓や換気口からの自然換気には
・花粉やPM2.5などの有害物質が室内に侵入する
・冷暖房効率が悪くなる(夏は熱い空気、冬は冷たい空気が入る)
といったデメリットがあります。
そんな花粉や冷暖房効率の問題をクリアしながら、快適な空気環境を保つシステムが「全館空調」です。24時間換気で住まい全体の空気の流れを管理し、1台(条件によっては2台)の冷暖房機器で常に家じゅう快適な空気環境を保つことができます。全館空調の機能を最大限に活かすためには、住まいの気密性・断熱性の高さが重要です。

花粉やPM2.5などの侵入を防ぐ

高性能フィルターを通した空気を室内に届けるため、花粉やPM2.5(微粒子状物質)といった有害物質の侵入を防ぎます。

快適な室温を保ったまま換気できる

熱交換型換気ユニットにより、外気の温度を室温に近づけながら給気することで熱損失を最小限に抑制。快適な室温を保ったまま空気を入れ替えることができます。

カビや結露の発生を防ぐ

結露のおもな原因は、じめじめとした湿度と住まいの断熱性不足です。全館空調による常に新鮮な空気と高性能サッシの組み合わせで、結露やカビの発生を防ぐことができます。

ヒートショックを防ぐ

家じゅうの温度を一定に保つ全館空調は、ヒートショックのリスク軽減に効果的です。ヒートショックとは、温度差により血圧が急激に上下し、心臓や血管の健康被害が起きること。特に冬場に多く、冷え込む脱衣所と温かい湯船といった室内の温度差が引き金になりやすいです。

まとめ:快適な24時間換気は全館空調がおすすめ

健康的な空気環境には換気が大切です。気密性の高い住宅で24時間換気を止めると、シックハウス症候群のリスクが高まります。電気代が浮くメリットよりもデメリットのほうが大きくなってしまうため、24時間稼働したままにしましょう。
全館空調なら、外気温の影響を最小限にとどめながら、花粉やPM2.5をカットしたクリーンな空気に入れ替えることができます。家を新築するなら、24時間365日家じゅうを清浄な空気環境と快適な気温に保つ、全館空調はいかがですか?

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