注文住宅ならではの自由設計。せっかくなら、ずっと快適に暮らせるこだわりの住まいを作りたいですよね。過ごしやすく、使いやすい間取りを決める手順をご紹介します。
快適な住まいを作るための間取りの決め方
注文住宅は家が完成するまで実際に間取りを見ることができません。理想の間取りが浮かばないときや、要望の整理がうまくいかないときはとりあえずモデルハウスへ行ってみたり、設計相談会に参加してみましょう。間取りのアイデアを見たり聞いたりすることで、イメージしやすくなります。

ステップ1.家族の要望を整理する
まずは、家族の理想のライフスタイルを思い描くことからスタート。取り入れたいアイデアやインテリアスタイルを話し合い、夢を膨らませましょう。
ステップ2.VRでおうちからモデルハウスを体感する
いろいろな間取りを参考にしたくても、一度にいくつものモデルハウスを見学するのは大変です。VRならおうちから、好きな時に、好みのスタイルやアイデアを探すことができます。
ステップ3.実際のモデルハウスを体感する
実際にモデルハウスを見学し、より具体的にイメージを膨らませましょう。歩いたり触れたりすることで、今まで気づかなかった理想や、現状の不満を発見することができます。
ステップ4.体験宿泊で理想の間取りを探す
最新の設備やアイデアが詰まったモデルハウスで体験宿泊してみましょう。家族で料理や入浴などの生活してみることで、見学だけではわからない本当の暮らし心地を実感することができます。この設備がほしい、あんな空間がいい、やっぱり書斎はいいな、など、理想の住まいを考える家族会議の時間が生まれるのも、体験宿泊のメリットです。この機会に要望に優先順位をつけておけば、間取り作成がスムーズに進みます。
ステップ5.プラン作成と見積もりを依頼する
建築会社に要望を伝え、プランを作成してもらいましょう。パースやVRで提案してもらえば、よりイメージしやすくなります。また、理想の間取りがいくらくらいなのか知るために、同時に見積もりも出してもらうと安心です。
最新のおすすめ間取りアイデアを解説!
いまどきの住まいは、家事や育児がしやすいことは当たり前。最新の間取りには、家事の時短や育児サポートに加え、おうち時間を充実させるアイデアが詰まっています。
お出かけ動線上の便利収納、ファミリー玄関
来客用の玄関と家族の玄関を分けるファミリー玄関は、玄関周りに置きたいものを玄関から見えない位置にすっきり収納できるアイデアです。コートや鞄をしまえるようにしておくと、外出前の支度や帰宅時の片づけを一か所で済ませることができます。

洗面脱衣所から独立させた洗面化粧台
通常は同一空間にある洗面化粧台と脱衣所を分離するアイデアです。だれかがお風呂に入っていると洗面化粧台が使えなかったりすると不便ですよね。同時に使うことができるよう独立させることで、帰宅時の手洗いやながら美容もしやすくなります。

暮らしの中心は広々二列型のキッチン
家族とのコミュニケーションがとりやすく広々使える二列型のキッチン。複数人で使えるので、料理の時間を家族で楽しむことができます。インテリア性の高い家具のようなキッチンを採用することで、毎日の暮らしがさらに豊かになりそうです。

洗濯を快適にするランドリールーム
天気に左右されずに洗濯でき、時短を叶えるランドリールームは、浴室やクローゼットと併せて考えるのがおすすめ。浴室乾燥機やガス乾燥機は大幅な時短につながりますし、隣にクローゼットがあればそのまましまうことができます。

多彩に活用できる万能空間&オープンエア空間
遊び場やくつろぎの場として使えるマルチな空間は、トレーニングやヨガ、シアターなど、おうち時間を充実させてくれます。バルコニーと合わせておうちキャンプを楽しんだり、使い方は様々です。

おすすめのアイデアを取り入れた間取り
これらのアイデアを取り入れた最新の間取りがこちら。VRでもご覧いただけます。

間取りを決める際に重視するポイント
快適な間取りのために重視するポイントはご家庭ごとの優先順位やライフスタイルによって様々です。ここでは、どんな場合でも気を付けておきたいポイントを3つご紹介します。
土地の方角や玄関の位置
土地の形状や条件は様々なので、その良さを最大限に発揮できる間取りを作成します。快適に暮らすためには、採光や通風を確保できる位置に窓を設置するのも重要です。
家具や収納の位置
置きたい家具や家電の数・大きさで部屋の広さが変わってきます。間取りを考える段階でどの部屋に何を置きたいか整理し、のちのち収納が足りなくなることがないよう適材適所の収納を計画しましょう。
生活動線をイメージする
生活しやすい間取りにするためには、生活動線をイメージする必要があります。普段の家での過ごし方の流れや行動を家族のそれぞれが想定し、どうすれば動きやすいか考えてみましょう。将来起こり得る家族構成やライフスタイルの変化も考えておくと、長く快適に暮らせます。
注文住宅で失敗しがちな間取り
一生懸命考えて決めた間取りでも、住んでから不便に気が付くことがあります。あらかじめ気を付けておきたい失敗しがちな例をご紹介します。
コンセントの位置
最近は便利家電や端末の充電などなにかとコンセントが必要ですが、事前に位置を考えていないと使いたいところで家電が使えず不便につながってしまいます。今のライフスタイルをもとに、どこにいくつコンセントが必要か考えておきましょう。
収納スペースが足りない
家を建てた当初はキレイに片付いていても、年月が経つにつれてモノが増え収納が足りなくなってしまったり、使いづらくなってしまったりするケースがあります。どこに何をしまうか、将来どんなモノが増えるかを計画した上で収納スペースを設けたいですね。
広い空間のデメリット
吹き抜けの空間やLDKが一体になった空間は、開放的で家族のつながりを感じられるため人気の間取りですが、料理のにおいが充満してしまったり、音が響いてしまったりするケースがあります。これらのデメリットを理解し、対策した上で間取りに取り入れましょう。
モデルハウスで間取りを体感!
間取りの使いやすさや重視したいポイントは、図面だけではなかなかイメージしずらく、実際に歩いてみることで実感できます。お近くのモデルハウスでぜひ体感してみてください。
間取り相談承ります。
間取りを考えることは、家族の暮らしを考えることです。毎日の暮らしがより快適になるよう、家族で話し合う時間も住まいづくりのイベントとして楽しみたいですね。なかなか要望が整理できないときや、イメージが湧かないときはプロに相談してみるのもおすすめです。ウィザースホームでは、無料の個別間取り相談を承っています。モデルハウスでも、オンラインでも参加できますので、お気軽にお申し込みください。