リビング・ダイニングと直結し、深い軒の下に広がる玄関ポーチ「コージーポーチ」は、アイデア次第で自由に使える、暮らし方が豊かになるアイデアです。
アイデア次第で自由自在、暮らしの幅が広がる「コージーポーチ」

「コージーポーチ」とは
二階の床を屋根代わりにして、玄関ポーチを広く取り、利便性の高い半屋外空間として活用できるようにしたのが「コージーポーチ」。「cozy(コージー)」とは、英語で「居心地のよい」という意味です。リビング・ダイニングと直結させることでポーチがよく見え、人やモノの出入りも簡単に。ポーチでできることや楽しみが広がり、居心地よい空間が生まれます。


「コージーポーチ」はコスパよし
どの家でも設ける玄関ポーチは、庇も付けるため元々費用がかかる部分です。2階の床部分を広い庇と考え、玄関ポーチ部分をゆったりさせることで、幅広く活用できるようにしたのが「コージーポーチ」。別途テラスを設けずとも、生活が豊かになり、コスト以上の利便性も得られます。
【Merit1】「広い玄関ポーチ」
屋根が広いため、雨の日でも玄関先で自分や荷物が濡れることがありません。雨や陽射しをカットできるので自転車やシルバーカー置き場にも使えます。荷物の受け渡しやペットの散歩準備スペース、ご近所との交流空間、スポーツ用品やアウトドア用品の手入れ場所としてなど、幅広く活用できます。
【Merit2】「LD直結」
LDに直結していることで、玄関を経由せずにすぐに外に出られ、帰ってきた家族、訪問者もすぐわかります。買い物の後は、ポーチから直接荷物を入れられるので便利。ポーチを囲う外壁にサッシを付ければ、室内の明かり取りにもなります。
【Merit3】「半外部空間」
LDとつながっていることで、家の中にいても自然を感じることができます。季節を感じることでより暮らしが充実。「コージーポーチ」は広々としているのでバーベキューやガーデニングでも利用できます。グリーンを置くことで室内からも四季を楽しめます。
設置するときに気を付けたいポイント
頻繁に人が通る道路が目の前にある場合は、視線対策として植栽や高い塀を設けたり、レイアウトを工夫したりする必要があります。また、玄関ポーチを広く取るということは、その分1階面積は少なくなります。敷地面積やライフスタイルも考慮して採用を決めましょう。