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2024.05.09

コンパクトでも快適に暮らす、狭小住宅の間取りアイデア

目 次

狭小住宅といえば、「暮らしにくそう」「制限が多そう」といったイメージを持っている方もいるかもしれません。ですが、工夫次第で快適な住まいを実現することが可能なのです。本記事では、狭小住宅の特徴やメリット・デメリット、そして快適に暮らすための設計のポイントと注意点を解説します。

この記事のポイント

  • ・土地面積が15〜20坪程度の家を狭小住宅と呼ぶ
  • ・狭小住宅は土地の購入費用や税金・ランニングコストが軽減できる
  • ・空間を有効化活用する設計で、建物の面積を増やすことができる

狭小住宅とは?

狭小住宅とは、土地面積が限られたコンパクトな家のこと。明確な定義はありませんが、一般的には土地面積が15〜20坪(約50〜66平方メートル)ほどの住宅を指し、特に地価が高い都市部で多く建てられています。限られたスペースを最大限に活用する工夫が、随所に施されているのが特徴です。

狭小住宅のメリット

まず、狭小住宅のメリットを確認してみましょう。

土地の購入コストを抑えられる

都市部や利便性の高いエリアに家を建てたい、そんなときに頭を悩ませるものといえば、土地の価格です。特に近年の主要都市では、地価の上昇傾向が続いています。そこで狭小地を選択すれば、土地の購入コストを抑えることができます。そのぶん、浮いた費用を建築費用にまわすことも可能です。

税金やランニングコストが安い

マイホームに毎年かかる税金が「固定資産税」。土地や住宅の面積に応じて算出されるため、土地の評価額が高い都市部では固定資産税も高額になりがちです。狭小住宅であれば、面積が小さいぶん固定資産税が安くなります。また、住空間がコンパクトなため冷暖房の効率がよく、毎月の光熱費節約につながります。

家族のコミュニケーションが取りやすい

狭小住宅のコンパクトな生活空間は家族間の距離を縮め、自然と会話が生まれやすい環境を作り出します。日々の忙しさの中でもコミュニケーションが取りやすく、家族の絆を深めることができます。

狭小住宅のデメリット

狭小住宅ならではのデメリットも把握しておきましょう。

生活動線が重なりやすい

狭小住宅では、主要な生活スペースが密接して配置されるため、家族の動線が交差しやすくなります。例えば、朝の忙しい時間に混雑しがちな洗面室やキッチンまわりは、狭くなりすぎないようにしたいもの。家族それぞれの生活動線をしっかりとシミュレーションしながら、間取りを考える必要があります。

建築費用がアップする場合がある

家の建築中は工事車両や資材の置き場所が必要ですが、狭小住宅では敷地内にそれらを確保することが難しいため追加コスト(駐車場代など)がかかる場合があります。また、限られた空間での作業は施工の難易度が高くなり、条件によっては特殊な設備や重機が必要になることも。さらに3階建て以上の場合は、構造計算の費用が加算されるため、建築費用の総額が割高になることがあります。

狭小住宅を快適にする設計のポイント

間取りの優先順位をしっかり決める

狭小住宅の設計プランを作成する際には、間取りの優先順位を明確にすることが大切です。家族のライフスタイルや価値観に応じて「必ず必要なもの」と「削っても問題ないもの」を把握することで、限られた空間を無駄なく活用し、機能的な住まいづくりができます。特に収納スペースの計画は慎重に行い、デッドスペースが生じないように設計しましょう。

建物面積を増やす

建物の面積を増やす方法として、空間を縦方向に活用する方法が有効です。例えば、3階建てにして部屋数を増やしたり、庭の代わりに屋上を設けたりすることで、生活空間を拡大することが可能です。また、建物をオーバーハング(上階が下階よりせり出している構造)にすれば、1階に駐車場を確保することができます。

プライバシーを守る

狭小住宅の多くは住宅密集地に建てられるため、プライバシーの保護が重要です。周囲の建物や道路との距離が近いため、隣家や通行人の視線が届かないよう、窓の位置や間取りの工夫が求められます。例えば、リビングを2階に設ければ、通行人の視線を気にすることのない、明るく開放的な空間をつくることが可能です。

光を多く採り入れる

心地よい住まいづくりに欠かせない要素のひとつが、自然光です。狭小住宅では特に、光を効果的に取り入れることが重要になります。例えば、天窓や吹き抜けを設けることで、室内を明るく照らし空間を伸びやかに見せることができます。また、スケルトン階段(シースルー階段)を採用することで、光が階下に届きやすくなり、開放的な空間をつくることが可能です。

狭小住宅を立てる際の注意点

減税や助成制度が利用できない場合がある

個人住宅を対象とした減税制度や補助金制度が、狭小住宅では利用できないケースがあります。これらの制度では、原則として「住宅の床面積が50㎡以上」を要件のひとつに定めているためです。制度の利用を前提に資金計画を建てる場合は、要件を満たすかどうか、土地の検討段階でしっかりと確認しておきましょう。

隣地から建物までの距離

狭小住宅を建てる際に知っておきたいものが「隣地境界線50cmルール」です。民法では、建物は敷地境界線から50cm以上離して建てるように定められています。そしてこの規定が守られていない場合、隣地の所有者は建築の中止や変更を求めることができるため、トラブルの原因となることがあります。ただし、隣地の所有者との合意があれば50cm以下の距離で建築することも可能なため、設計の自由度が増す場合もあります。この点は、計画の初期段階で隣地の所有者としっかり話し合い、合意形成をはかることが望ましいです。

狭小住宅の間取り実例

伸びやかな狭小住宅(21坪)

こちらは、都市型3階建ての狭小住宅。LDKのある2階は開放的なワンルームの間取りで伸びやかな印象に。通常よりも天井高を上げることで、縦方向の広がりを強調しています。また、各所に窓を設け、伸びやかな視線の抜けを確保しました。

屋上のある狭小住宅(24坪)

こちらも都市型3階建ての狭小住宅。リビングのある2階の天井を高く取り、広々とした印象に。1階にはビルトインガレージを確保しました。また、庭が取れない分、屋上を設けています。遊びの場や食事の場にもなる、見晴らしの良いセカンドリビングとして活用しているそうです。

光が降り注ぐ狭小住宅(25坪)

利便性抜群の都心にある、3階建て狭小住宅です。1階には、大型ワゴン車の収まるビルトインガレージを確保。住まいの中心にスケルトン階段を設けているため、2階リビングに上階からの光が降り注ぎます。住宅密集地ですが、高い建物のない3階の南側には大きな窓を設けました。

まとめ:狭小住宅で快適な暮らしを実現するために

狭小住宅は、土地の購入コストを抑えることができるため、都市部でのマイホームを叶えるために有効な選択肢です。ただし、その設計や建築の際には狭小住宅特有の課題をともなうこともあります。狭さを感じない間取りの工夫、プライバシーの保護、民法の理解など、事前にしっかりとした準備を行うことが狭小住宅づくりを成功に導くカギになります。ウィザースホームでは、これまで多数の狭小住宅を手掛けています。住まいづくりをお考えなら、無料のプラン相談会でご相談してみませんか?土地探しや資金計画など、気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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