阪神・淡路大震災の震度を超える強い揺れでも
外壁タイルの剥離・損傷はゼロ。
実物大の外壁タイルの家で行った耐震実験では、阪神・淡路大震災で観測された100%、その150%、さらに200%の地震波を各2回、合計6回加振して行いました。その結果、タイルに損傷や剥離は一切なく、外壁タイルの優れた強度と耐震性が証明されました。
タイルは高温で焼き固めてつくられるため、
素材そのものの硬度が非常に高く、卓越した強さを備えています。
そのため、表面にキズがつきにくいのが特長で、
分子が緊密に結合しており、水もほとんど染みこむことがありません。
さらには、万一の地震や台風にも優れた堅牢性を発揮。
まさに外壁に適した安心できる素材として、大切な住まいを守り続けます。
高温で焼き固めてつくるタイルは非常に高い強度を誇ります。
一般的な外壁で使われる窯業系サイディングと比較してもその差は歴然。
釘などで引っ掻いた程度では表面にキズがつくことはほとんどありません。
また、外壁タイルはタイル下地(サイディング)の上に弾性接着剤で貼っていくため、非常に厚く強い二重の外壁材となります。
近年多発する大型台風などの暴風は飛来物による外壁の損傷などを引き起こすことがありますが、
そうした飛来物にも強さを発揮し、被害を最小限に抑えることができます。
また、万一タイルが割れたとしても割れたタイルだけを貼り替える部分補修が可能です。
タイルは素材や焼成温度などにより、磁器質・せっき質・陶器質に分類されます。
中でも、磁器質タイルは1,300℃の高温で焼き固めるため分子が緊密に結合し、吸水率は実に1%以下。
水は浸透することで物質を劣化、変質させる恐れがあります。
しかし磁器質タイルは、優れた耐水性で雨水などをほとんど浸透させることがなく、梅雨や台風の季節も安心です。
また、内部に浸透した水分が凍結・膨張して外壁材を破損させる、凍害被害の心配もほぼありません。