キッズルーム 巣ごもりルーム(コンパクト)
シェアできることをソトに出したコンパクトな空間
目的に合わせた適切な広さで、いつでも使い勝手がよく心地よい個空間へ。コンパクトでもゆとりある「巣ごもりルーム」をご紹介します。
適切な広さの個室こそが使いやすく心地よい
現代では、リビング学習や家族が集まるスペースの充実化で個室の利用頻度は少なくなっています。また、デジタル化や家電のコンパクト化が進み、個室に必要な広さも減ってきました。その結果、これまでの家づくりで一般的だった6帖以上の個室では広すぎてしまうことも。これからの家づくりでは個室はコンパクトにし、シーンに応じた別空間をつくることで、省スペース化や有効面積の効率的な利用ができるようになります。
シェア可能なことは共有スペースに任せ、個室はコンパクトに
個室をコンパクト化するには、空間や機能をシェアできるものを共有スペースに任せることが大切です。 例えばこれまで個人の部屋にあった洋服は、「シェアクローゼット」へ。学習は「リビング」や「図書ギャラリー」がサポートするので、学習机も不要になります。さらに、遊びや家族との時間は「マルチアトリエ」「くつろぎプラス」で過ごします。そうすることで、一室3.75帖というコンパクト化を実現できます。これまで一般的だった6帖の個室と比べるとたいへんコンパクトですが、モノが少ないため、かえってゆとりを感じられる空間となっています。
一人になりたいときにぴったりの巣ごもり感
この一室3.75帖にはもう一つのメリットが。この「狭さ」が巣ごもり感を強め、一人の時間の安心感やリラックスに繋がるのです。もちろん、広く使いたいときは簡単に二室→一室にできるアイデアもあります。心地よい個空間がもたらす、日々の豊かさをぜひ感じてみてください。