パントリー パントリー

大量の食料買い出し・時短に役立つ食品庫「パントリー」

まとめ買いした食料を使いやすく収納することで、家事・調理の効率化と時間短縮ができるアイデアが「パントリー」です。

今だからこそ欲しい「パントリー」

食料品やキッチン用品の収納庫が「パントリー」です。共働きが一般的になり、食料価格が高騰している今、食料品や日用品のまとめ買いで時短や節約を目指す人が増えています。こんな時こそ、パントリーがお役立ち。大量のストックを使いやすく収納できるのはもちろん、まとめ買いで出やすいムダも減り、フードロス対策にもなります。

「パントリー」のタイプ

「パントリー」は設置方法でいくつかのタイプに分けられます。まず大きくは「ウォークイン」か「壁面」か。「ウォークイン」は人が入って使う部屋タイプ。専用空間として独立しており収納量があります。「壁面」は、キッチン近くの壁面を利用して設置するタイプ。アクセスしやすいのが特長です。この2つを出入口の数などでさらに6タイプに分け、メリット・デメリットをご紹介します。

ウォークイン①　入り口と出口が別の「ウォークスルータイプ」

入り口と出口があり、パントリーを通り抜けられるのが「ウォークスルータイプ」。回遊できるので、家事効率が上がるのがメリットです。デメリットは、出入口や歩くスペースが多い分、収納スペースが少なくなること。このタイプは玄関からキッチンの動線上に設置すると、買い物帰りの収納がラクに。また、水回りへの動線上に設けると「ながら家事」がしやすくなります。

ウォークイン②　出入口は一つだけ「小部屋タイプ」

出入口が一つの「小部屋タイプ」。メリットは、三面の壁を利用できるので収納スペースを広く取れること。デメリットは、奥まった場所へのアクセスがしにくく、キッチンでの作業時にすぐ手が届かないこと。また、奥の棚は何を置いたか忘れがちなので、収納計画を立て、奥のモノを取り出しやすくする工夫が必要です。

ウォークイン③　洗濯などもできる「家事室タイプ」

パントリーの一部をカウンターにしたり、洗濯機置き場や物干しを設けたりなど、調理以外の家事作業もできるのが「家事室タイプ」。メリットはノンストップかつ最短距離で様々な家事ができること。デメリットは広いスペースが必要なこと。また、洗濯などの家事を行う場合、作業後の動線まで考えておかないと使いづらくなる場合があるので注意です。

ウォークイン④　事務作業ができる「デスクコーナータイプ」

「ウォークスルータイプ」「小部屋タイプ」の一部にデスクコーナーを設けたのが「デスクコーナータイプ」。メリットは、家事をしつつ机でも作業できること。デメリットは、椅子やテーブルを置くスペースが必要なこと。書斎や一人部屋のような雰囲気なので、個人的な空間が欲しい場合にもオススメ。

壁面①　壁に設置する「壁面収納タイプ」

壁面を利用して設置するのが「壁面収納タイプ」。メリットは、間取りにあまり左右されず、必要なところに設置できること。デメリットは、生活感が出やすいこと。お客様も利用する場所に設置する際は、ロールスクリーンで目隠しをするのもひとつのアイデアです。

壁面②　キッチンに設置する「背面タイプ」

キッチンで、作業する場所の背面に設置するのが「背面タイプ」。メリットは調理などの作業をしながらも収納物をすぐに取り出せること。デメリットは収納スペースが限られること。また、扉付きにするか、オープンにするかでも見た目や使い勝手が大きく変わるので、ご自身のライフスタイルや好みをしっかり把握するのも大切です。