CASE 155 千葉県　S様邸

結婚を機にマイホームを計画したＳ様ご夫妻。「生活感が出ないよう収納をできるだけ多く」「キッチンや浴室を広く機能的に」「木の温かみがあってリラックスできる空間に」というご要望で完成した住まいは、洗練されたデザインで、どこもスッキリと美しく整っています。それを可能にしているのは、大小合わせて11か所もの収納。階段下や廊下などわずかなスペースも活用されています。「至る所に細かくたくさん作ってもらったので、まだまだ余裕があります。いつでもサッと片付けられ、気軽にお客様を呼べる家になりました。遮音性が高く子どもが泣いても安心なので、ご近所に気兼ねがいらないのもうれしいですね」と、奥様。今後は友人とのBBQやパーティー、映画鑑賞会をしたり、庭でお子様と園芸をしたりと、楽しい計画がいろいろ膨らんでいます。

木目の美しい幅広フローリングと落ち着いたカラーリングでくつろぎ感を演出。「忙しい仕事なので、ホッとできるような空間にしたかったんです」とＳ様。家に帰るのが楽しみになったそうです。

テレビ背面には陰影の美しいグレイスフルタイルと間接照明を採用し、オシャレなアクセントに。テレビ台もピッタリサイズに仕上げ、奥様のこだわりが細部まで反映されています。「家事や育児の合間にゆっくり映画鑑賞できてうれしいです」。

共働きのS様ご夫妻にとって「子育てのしやすさ」も大切な要素。そこで、リビングには家族が自然に顔を合わせるリビング階段や、お子様のプレイスペースにもなる小上がりのタタミコーナーを設けました。

システムキッチンはトクラス製を採用しました。ピアノを思わせる黒い鏡面仕上げの扉はご夫妻のお気に入り。キッチンカウンターは幅広で、向こう側にイスを置けばバーカウンターのようにも使えます。

キッチンから全体が見渡せるオープンなリビング・ダイニング・キッチン。「家事をしながら子どもを遊ばせていても安心です」と奥様。

ダイニングとリビングの間には奥様のお仕事スペースを設置。ゆくゆくはお子様の勉強場所としても活躍しそうです。

小上がりのタタミコーナーはゲストルームや子どものお昼寝、プレイスペースと使い勝手が良いそう。また、人が大勢来た時も腰かけて使えるので便利です。ゲストルームとして使用する際はロールスクリーンを下して独立した空間に。

ベビーカーも置ける土間続きの大型シューズクロークで、玄関はいつもスッキリをキープ。正面の壁にも、起伏に富んだ貼り方が特徴のグレイスフルタイルを採用。間接照明の光が当たると、陰影がさらに深まり、美しい表情を演出してくれます。

玄関には埋め込み型のスリッパ収納を設けたので、雑然としがちな玄関まわりも簡単に片付きます。

大きな鏡と横長のカウンターでメイクもゆっくりできます。広いカウンターはオムツ替えの時も便利だそう。スペースを無駄なく活用した大小の収納で、何かとモノが多い水まわりも整然とした印象に。

便利な室内干し用リールも設けています。

コンパクトな空間に、カウンターデスクや書棚を造作した使い勝手の良い２階ワークスペース。「リモートワークも集中できるようになりました」とＳ様。

主寝室はベビーベッドも余裕で置ける広さ。アクセントクロスやヘッドボード上の間接照明などデザイン性も高く、安らいで眠れる空間に仕上がっています。

通常はデッドスペースになってしまう階段の最下段をロボット掃除機のピットに。奥には充電用コンセントを備え、充電ができるようにしています。

バルコニーは使用頻度の少なさと美観を意識し、あえて「つけない」という選択をしたＳ様。そこで日当たりの良い２階ホールに、布団などの乾燥機に入れられないモノを干せるスペースを設置しました。

レンガ調、木目調など３種類の外壁タイルをバランスよく貼り分け、豊かな表情を演出。「日差しの当たり方によって外壁の色合いが変わるのも美しいんです」とＳ様。淡いイエロー系のピンコロ石を敷き詰めたアプローチは、イタリアの石畳をイメージしたデザインです。

週末は奥様に代わって料理の腕を振るうことも多いＳ様。庭ではイタリアンパセリやセージ、ローズマリーといったハーブ類やミニトマト、野イチゴなどを栽培しています。「食べられる植物は子どもと一緒に収穫するのも楽しみです」とＳ様。

宅配ボックスを設置して利便性を高めつつ、木調のフェンスで隠すことで外観の印象を壊さないようにしています。

SDGsやランニングコストを考えて太陽光発電システムを備えたオール電化に。曇りの日も効果的に発電してくれるので「電気代は思った以上に安く済んでいます」とＳ様。

総タイル張りの外観は、窓からこぼれる温かい光や随所に配した照明のライトアップで、昼間とはまた違う表情を見せます。特に夕暮れ時の美しさは格別。