CASE 068 千葉県　H様邸

対面キッチンや多目的な畳スペースとつながるリビング・ダイニング。白いフローリングが優しい雰囲気。収納スペースも備え、モノが集まる団らん空間をスッキリと保っている。

子どもたちと愛犬の笑顔がはじける家にしたい

お子様たちには実家と呼べる家をつくってあげたいと考えていらしたH様。「長女が小学校へ上がるまでにと考えていたのですが、運良くこの土地を見つけました。妻は散歩をしながら周りの家をよく見ていて、タイルの家がいいと思っていたようで、すぐにウィザースホームへアプローチしていました」とご主人。H様ご夫妻がリクエストされたのは、お子様や愛犬のための“楽しくワクワクする家”。そこでご提案したのが、2つの子ども部屋を大収納スペース「MONOピット」でつなぐアイデアです。下部に収納、上部には高さを変えたロフトが広がるユニークなプランは、二人のお嬢様も大のお気に入り。踏面を広くした階段を上がって愛犬も2階へやってきます。「LDKは家事をしていても家族と会話ができ、気配がわかるので安心です。うちにはフレンチブルドッグが2匹いるので、彼らのケージの場所も想定しながら設計してもらいました」と奥様。さらに、玄関ホールにはコートも掛けられるシューズクロークを備えるなど、適材適所の収納も実現。その入口にはアーチを設け、夢のある雰囲気をちりばめています。「庭にもこだわり、犬たちが安全に走り回れる芝とフェンス、子どもたちと育てる家庭菜園を叶えました」とご主人。お子様も愛犬も植物ものびのび育つ心地よさ。H様邸には、ご夫妻の家族愛がたくさんつまっています。

リビングに置いた2つのケージも見渡せる対面キッチンは、ご家族や愛犬の様子がわかって安心。カウンターでほどよく手もとを隠し、天井面はクロスを巻いた化粧梁でアクセントを付けている。

キッチンの食器棚には食器や家電、ゴミ箱などがキレイに収まる。階段下を活用したパントリーも市販のカゴを使って美しく整理。

ご主人の思い出のピアノや家具を置いた床面以外は畳敷きとし、ごろ寝、遊び、学びの場とした空間。ピアノは現在ご長女が練習中。

ご家族の思い出を飾る「埋め込み収納棚」やニッチを設けた階段ホール。階段の踏面は愛犬が上り下りしやすいように広く設計。

こだわり満載の2階ホール。手前の「可動棚」は家族で楽しむファミリーライブラリー、真ん中の引戸はもう一つの「MONOピット」へつながり、反対側にはお嬢様たちの成長を意識した洗面コーナーもある。

2つの子ども部屋の間に大収納スペース「MONOピット」を設け、上部をロフトとしてプランニング。空間を立体的に活用し、ジャングルジムのような夢あふれる空間を実現したH様邸。

「MONOピット」を挟んだ2つの子ども部屋の全景。右側には主寝室もつながる。「子どもが小さい今は、自由に走り回れるようにひと続きに。将来、3部屋に区切れるように各部屋にドアも付けています」とご主人。

大収納スペース「MONOピット」と上部のロフトを立体的に活かした多目的な空間。今はお嬢様たちの格好の遊び場。

愛犬たちが自由に行き来できるように、ご主人のホビールームにはペットドアを採用。

ご主人の趣味にかわいい助手たちも興味津々。窓辺にはプラモデル製作のためのカウンターを設けている。

4つ窓のシルエットが印象的なご主人のホビールーム。左右の壁面にはプラモデルの製作に使う道具や作品を飾る「可動棚」を設置。

シューズクロークや階段ホール入り口にはアーチを採用し、楽しい雰囲気に。土間続きのシューズクロークは、ベビーカーもそのまま収納できる。

玄関ホールを抜けると、その先は２階へ続く階段につながる。動線を誘うようなアーチの装飾が印象的。

ニッチを設け、ご主人こだわりのサッカーグッズを飾った玄関ホール。

芝を敷き詰めた庭の一角には家庭菜園のスペースが。お世話を通して、親子のふれあいも自然に育まれる。

外観は波瓦屋根や妻飾り、ホワイトと明るいブラウンの外壁タイルでまとめた優雅な南欧風。建物と一緒に計画したレンガ積みの外構との調和も美しい。