CASE 193 千葉県 K様邸
モダンに暮らす シアタールームのある家

夏の暑さと冬の寒さ、すきま風に悩まされていたK様。断熱性の高い快適な家で暮らしたいと、注文住宅の建築を決意しました。完成したのはホテルライクなモダンインテリアの住まい。玄関から続く大判タイルの先には、伸びやかな吹き抜けリビングが広がります。傍らには防音性を高めたシアタールームを設け、趣味の映画やカラオケを思う存分楽しめるように。浴室や洗面室を2階に設けることで、フロアごとにパブリックとプライベートを分けています。気密性・断熱性の高さにより、広々とした空間でありながら夏は1台のエアコンだけで過ごせる快適性を実現しました。

天井まで伸びるアクセントウォールが印象的な、吹き抜けリビング。テレビ背面に石目の大判タイルを貼り、右側のみに間接照明を設けました。あえてアシンメトリーに仕上げることでデザインにリズムをもたらしています。

空間の広がりを感じられるよう、床は玄関からLDKまで大判タイルで仕上げました。さらにリビングに隣接するタイルデッキを設け、大開口の窓で内と外がつながる一体感を演出しています。

リビングとダイニングの間の構造壁をタイル貼りにすることで存在感を強調し、広々とした空間のアクセントにしました。

吹き抜けの天井は、濃淡が美しいウエスタンレッドシダーの板張りで仕上げました。手すり壁をガラスにすることで視線が抜け、伸びやかな開放感を強調しています。

リビングの隣に設けたシアタールーム。大画面での映画鑑賞やカラオケが楽しめます。正面の壁には、スクリーンの代わりにプロジェクター投影用のクロスを貼りました。

楽しい時間を思う存分楽しめるように、防音ドアを採用。間仕切り壁にグラスウールを入れて防音性能をアップしています。大容量の造作棚にこだわりのお酒をディスプレイして、お店のような雰囲気に。

配膳・片付けがしやすい、キッチンと横並びのダイニング。天井にL字の間接照明を設け、柔らかな光に包まれるように。食事中に音楽を流せるように、スピーカー付きのダウンライトを設置しています。

重厚なダークグレーでまとめた、モダンなキッチン。ダイニングテーブルと壁側のキッチン天板、吊戸棚を同じ面材で統一しました。背面の壁には美しい光沢のタイルを貼り、デザイン性と清掃性を両立しています。

コンロとシンクを振り分けたセパレートタイプのアイランドキッチン。シンク側のカウンターテーブルは、サッと食事を済ませたいときにも便利です。

天窓から光が降り注ぐ階段。ガラスの手すり壁が、空間に開放感と明るさをもたらしています。

寝室はベッドの上に下がり天井と間接照明を設けて、天蓋のような雰囲気に。照明の眩しさが眠気を妨げないように、足元に最小限のダウンライトを設置しました。

寝室の奥に設けた、ご主人の書斎。小物が整理しやすい引き出し付きのデスクを造作しました。

子ども部屋は淡いパープルのクロスと天井を照らす間接照明で、優しい雰囲気に仕上げました。

家族が並んで身支度できる、ワイドな洗面台。椅子に座ってゆったりメイクができます。掃除がラクになるよう、サイドの壁にキッチンパネルを採用しました。

寝室との距離を近づけるために、浴室を2階に設けました。ゆったりと大きなお風呂で一日の疲れを癒やしたあと、すぐに休めるようにしています。

廊下に設けたニッチ。背面に貼ったガラスモザイクと間接照明が、飾られたコレクションを引き立てます。

トイレはモノトーンでシンプルにまとめつつ、バナナの葉柄クロスでインパクトをプラス。フロストガラスのスリット窓で、プライバシーを守りつつ光を取り込んでいます。

シューズクロークを経由する動線と、ゲスト用の動線を分けた2way玄関。L字型のレイアウトで、玄関ドアを開けても室内が丸見えになりません。天井までの高さがある姿見で、お出かけ前のチェックができます。

大容量のシューズクロークには、たくさんお持ちの靴のほか、アウトドアグッズやゴルフバッグも収納可能。アウターやバッグなど、お出かけに必要な物をまとめておけるため忘れ物も防げます。

奥様の「白い家に住みたい」とのご希望から、ホワイトのジオテッセラタイルとパウダーフェイスタイルを貼り分けた外観。シャッターまわりと塀には大判タイルを採用し、高級感を演出しています。

リビングに面するテラスは、玄関ポーチと同じタイルでイメージを統一。バーベキューや、お子様の水遊びの場として活用しているそうです。
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