CASE 195 千葉県 M様邸
室内窓が光を届ける スケルトン階段の家

お子様の幼稚園入園までに家を建てたいお考えだったM様。タイミングよく理想的な土地に巡り合ったことから、住まいづくりをスタート。快適性とデザイン性、どちらにも妥協のないこだわりがカタチになりました。明るく開放的な吹き抜けリビングに、アイアンの室内窓とスケルトン階段が存在感を放ちます。暮らしの中心となるのは、ご夫婦お気に入りのグラフテクトのキッチン。回遊動線や大容量の収納で、忙しい毎日の家事をスムーズに。玄関から直行できるファミリークローゼットやランドリールームなど、子育て期の暮らしを支える工夫が随所に光ります。

吹き抜けの大きな高窓から光が降り注ぐリビング。軒を大きく張り出し、天井と軒天をともに木目で仕上げることで、内と外のつながりを演出しています。

吹き抜けリビングに、天井までタイルを貼ったアクセントウォールがインパクトをプラス。サイドに間接照明を設け、奥行きを強調しています。アイアンのスケルトン階段をリビングに設け、家族がコミュニケーションを取りやすいようにしました。

ご夫婦お気に入りのグラフテクトのセパレート型キッチン。行き止まりがないアイランドキッチンのため、家族が集まっても渋滞しません。配膳・片付けが最短の距離できるよう、ダイニングテーブルはキッチンと横並びに。色のゆらぎが美しい壁面タイルや下がり天井の間接照明で、印象的な空間に仕上げました。

リビングで過ごすお子様を見守りながら家事ができる対面キッチン。大人が余裕ですれ違えるように、通路を広めに取りました。シンク下にダストボックスを置けるため、調理中に出たゴミをすぐに捨てられます。

キッチンの隣に設けたパントリー。正面に奥様用のカウンターデスクを造作し、ミシン掛けや書き物ができるように。バード柄のアクセントクロスで、可愛らしい雰囲気に仕上げています。

ゲストも気兼ねなく手洗いできるように、LDKの隣に設けた洗面室。小物類をスッキリしまえるようにミラーキャビネットを採用しました。タオル掛けやスイッチは、上品な光沢の真鍮素材で統一。広々とした天板で、家族が並んで身支度できます。

メイン玄関のほかに、隣のシューズクロークからも出入りできる2way動線。シューズボックスの下部に間接照明を設けて浮遊感を強調しています。

表情豊かなタイル壁が出迎える玄関。正面のガラスドアとリビングに面する室内窓から光が入り、柔らかな明るさを確保しています。室内窓は特注したアイアンの格子が、デザインのアクセントに。

玄関横のシューズクロークの先は、家族の普段着を集約したファミリークローゼット。更に進むと脱衣所になっているため、帰宅してすぐに着替えることができます。

脱衣所兼ランドリールームは、洗濯機とガス乾燥機「乾太くん」の隣に作業台とハンガーバーを設けました。隣がファミリークローゼットのため、洗濯→乾燥→畳む→収納が最短距離で完結する家事ラク動線です。

タンクレスでスッキリとしたトイレ。シンプルな構成にまとめつつ、モルタル風のクロスやヘリンボーン柄の床で印象的な空間に。

安眠のために、落ち着いたトーンと最小限の照明で仕上げた寝室。いずれセミダブルのベッドを2台並べて置けるように、スイッチやコンセントを配置しています。奥のウォークインクローゼットには、オフシーズンや冠婚葬祭用の衣類、季節のイベント用品などを収めているそうです。

ご主人のワークスペース。ダークグレーのクロスと木目の天井で落ち着いた雰囲気に。寝室の奥にあるため、静かな環境で仕事に集中できます。

子ども部屋には吹き抜けに面するFIXの室内窓を設け、採光と開放感を確保しています。

外観はブラックのスプリットボーダーNEOタイルをベースに、玄関ポーチの壁をストーンタイプコレクションのバサルトブラックで仕上げました。シンプルなデザインのなかに、張り出した軒が堂々とした重厚感を与えています。

雨や日差しを遮る、広い玄関ポーチ。ドアと軒天の優しい木目が、無機質なダークトーンのタイルに映えます。出入りの際のプライバシーを守るよう、玄関の正面に壁を設けました。
新着順で建築実例を探す
ウィザースホームで設計・施工・収納計画・インテリアコーディネイト・資金計画など、注文住宅の建築のすべてに携わらせていただいた建築実例を新着順でご紹介します。
最新の実例からトレンドや新しいアイデアなどを発見できるかもしれません。