CASE 076 千葉県　Y様邸

重厚感あふれるスクラッチブリックタイルを1階に採用。2階はシャープな陰影をもつスプリットボーダータイルで貼り付け。水平ラインを強調するフォルムなど、細部にわたりご夫婦のこだわりを反映している。「主人も私も流行に左右されないデザインにしたいと思っていました。外壁も念願のタイル貼りですし、屋根には4.95kWの太陽光パネルを搭載できました」と奥様。

時代を超えるデザインと万一に備えたダブル発電

家づくりについて外壁タイルと太陽光発電、温水式のガス床暖房の家という明快なご希望をお持ちだったY様ご夫妻。「若くして家を建てる分、その家とは永く付き合うことになるので、メンテナンス費や光熱費が抑えられる家にしたいと思っていました」とご主人。それはまさにウィザースホームが掲げるライフサイクルコストを考えた家づくりでした。「使い心地やランニングコストを考えると給湯や床暖房はガスにしたくて。そうしたらダブル発電をご提案いただいたので、エネファームを採用しました」とご主人。外観はご夫妻の理想をカタチにしたトラディショナルなデザイン。間取りはご家族が自然と集まり、どこにいても気配が感じられるLDKというご要望を具現化しています。「モデルハウスで“いいな”と思ったものを積極的に採り入れました。子ども部屋を簡単に仕切れる『ムーブクローゼット』もそう。ダイニングのスタディコーナーの黒板は、以前の『egao』を見てリクエストしたんです」と奥様。共働きのY様は毎日の洗濯をラクにする設備にもこだわられました。「ガス乾燥機を入れたり、手洗いやつけ置きに便利な洗濯流しも付けました。どちらも大活躍しています」と奥様。2階ホールには室内物干しスペース「HOSUピット」も確保。適所に機能的な収納も設け、念願のマイホームをスッキリと保てているそうです。何年先も心地よく。そんなご夫妻の想いを丁寧にカタチにしたお住まいです。

ダイニングとリビングの間に壁を設けつつ、ゆるやかにつながるLDK。下がり天井の間接照明が印象的。冬場はガス床暖房で足元から暖まる。「妻がキッチンにいても子どもの様子が見えたり、一緒に時間を共有できる間取りにしたくて」とご主人。キッチンカウンターは奥様のご希望の高さで造作。日用品を収納する「キッチンカウンターファニチャー」を組み込み、シックな木目調クロスで統一感を図った。

インテリアの一つひとつにご夫妻のセンスが光るリビング。シェードカーテンで演出した3連窓、ニッチ風に周囲の壁をふかしてクロスを貼り、エコカラットをあしらったテレビコーナーがお洒落。「掃き出し窓と迷いましたが、風も抜けるしこの窓にして大正解です」と奥様。

建具を設けずLDKとつなげた和室。「和室は多目的に使えますし」と奥様。リビング階段で家族の絆も自然と深まる。

ラウンドの切れ込みが特徴的な階段下を利用したニッチ。ご祖母様からもらった羽子板を飾るために造作。

ダイニングの一角に「デスクファニチャー」を設け、お子様たちのスタディコーナーに。吊戸棚の下には照明も設置。壁に塗るだけでつくれる黒板はご家族とスタッフの手づくり。

木目調クロスと間接照明で仕上げた下がり天井が美しいアクセントになっているキッチン。リビング・ダイニング・和室ともつながり、家族の様子も見渡せる。

システムキッチンの勝手口側には週末のまとめ買いに便利なパントリーも配置。「収納コンサルティングで棚板の位置や枚数をアドバイスしてもらったので、使いやすいです」と奥様。

バルコニーへとつながる明るい2階ホールに設けた小上がりの室内物干しスペース「HOSUピット」。夜に洗濯して乾燥機へ。干すモノは2階の専用空間へ洗濯グッズの収納も完備。さらにお子様たちが本を読んだりゲームをしたりと多目的に使えるように「埋め込み収納棚」も設けている。

室内物干しスペース「HOSUピット」で洗濯物をたたんでいると、お子様も自然にお手伝いしてくれるそう。親子のふれあいやお手伝いの習慣にも一役。

2ドア1ルームを採用した子ども部屋。真ん中を間仕切りすればそれぞれの個室になる可変性が特徴。

子ども部屋の間仕切りには、簡単に動かせる「ムーブクローゼット」を採用。「仕切る、つなぐ」が自在に。

こだわりの洗濯設備が並ぶ洗面脱衣室。洗面化粧台は将来を考えて2階ホールにも設置。

南入りで明るい光が射し込む玄関ホール。ゆったりした広さで、奥にはご家族の靴や上着がしまえる家族専用のファミリー玄関も設置。来客を通すメイン玄関をいつもキレイに保つことができる。