CASE 012 神奈川県　H様邸

防音性はもちろん、ご主人自ら回路図をひき、電気系統にまでこだわったオーディオルームをはじめ、ご家族全員が思いきり趣味を楽しむことができる空間が、H様邸にはあります。

防音性や開放感をアップし、趣味を思う存分楽しむ。家族をつなぐ中庭もポイント。

音楽鑑賞と電気工作が趣味というご主人をはじめ、油絵、料理、ご夫妻二人で弾くピアノなど、それぞれが自分の趣味を大切にしているH様ご家族。防音性の高い部屋や、趣味を思う存分楽しめる素敵な空間をいくつも設けた家を建てることを決意されました。高気密・高断熱の2×4工法が本来持つ防音性をさらに高めたのが、ご主人肝いりのオーディオルームです。とことんこだわり抜いた音を周囲に気兼ねなく楽しむために、吸音性の高い断熱材を使用し、壁の石膏ボードを2枚貼りにするなど、防音性を高める様々な工夫がされています。2階に設けた高い勾配天井がもたらす開放感と大きな窓から射し込む光が気持ちのいい息子さんの部屋は、アトリエも兼ねています。キッチンには、特注のアイランドカウンターを設置。「料理が好きなのでキッチンを充実させたい」という奥様のご希望を叶えました。また、「雑誌で見た時から絶対に欲しかった」とご主人が話す中庭では、ご家族で夕涼みや、バーベキューを楽しまれています。家族団らんの時間と、趣味に没頭する個人の時間。H様にとって大切などちらの時間も両立できるお住まいです。

クラシックやジャズがお好きなご主人。オーディオルームは音楽の雰囲気に合う落ち着いたインテリアに。

油絵が趣味の息子さんの部屋の一角はアトリエに。イーゼルを置いてもゆとりある広さです。

「前の家でも家族一緒にダイニングで過ごす時間が長かった」というH様は、リビングよりダイニングの広さを優先。使いやすくなったキッチンで奥様が腕を振るいます。

リビングとダイニングの中間点にある中庭。中庭上部のバルコニーの床をグレーチングにすることで中庭に光と風を通し過ごしやすい空間に。

中庭とつながる明るいリビング。安全性に配慮し耐震ラッチ付きのキャビネットを採用しています。

寝室中央にはゆるやかに空間を仕切る壁を。壁が音と光をさえぎり気配だけを伝えます。帰宅時間が違う共働きのご夫妻だからこその配慮です。

空間に個性と落着きをもたらすアクセントウォールはウォークインクローゼットとの間仕切りも兼ねています。

主寝室のウォークインクローゼット内のタンスは、地震で倒れてもベッド側には影響を出さないため配置を工夫。
家の随所に地震対策があるのもH様邸の特長です。

スリット窓の先に広がる中庭から光が射し込むためとても明るい玄関。

3.52kW搭載した太陽光発電システムで年間光熱費の2/3をまかなうH様邸。オール電化やエコキュート、次世代省エネルギー基準仕様など、電気を効率よく使うための仕組みも活用しています。