CASE 131 千葉県 N様邸
たくさんの居場所をつなぐ大空間。心地よさも笑顔も、広がっていくわが家です。

白、黒、こげ茶の色合いがモダンなダイニング・キッチンは大理石調の床、2m60cmの天井高が格調を高めている。テーブル後ろの「LDファニチャー」に日用品を収納。
子どもたちとの豊かな時間を紡ぐための家づくり
上下階をつなぐ吹き抜けに浮かぶ空中回廊と、リビングよりも3段高いスキップフロアがつくり出すたくさんの居場所。N様邸に広がるのは、立体的で遊び心あふれる家族のくつろぎ空間です。ご長女の進学を前に安住の家をつくりたいとお考えだったご夫妻は、ご主人のご実家を建て替えてこの家を実現されました。「両親がこの場所を譲ってくれてありがたかったですね。家を建てる千葉と当時住んでいた静岡とで少し距離のある家づくりでしたが、ウィザースホームはとても親身に相談に乗ってくれました」とご主人。他社も検討する中で、理想のイメージをカタチにできる設計の自由度やコストパフォーマンスの高さも決め手になったそうです。「白と黒のスタイリッシュな雰囲気で、主人は仕切りのない開放感、私は生活感が表に出ない収納にこだわりました。引越しと転校を経験する娘たちが友達を連れてきたくなる家ということも夫婦で大切にしたことです」と奥様はおっしゃいます。2階回廊のファミリーホールには遊具の雲梯を備え付け、水泳とバスケットボールに励むご次女の遊びと鍛練の場に。また2階には音楽が好きなご長女のためのピアノルームも確保。邸宅の重厚さと洗練された気品、そして暮らしが楽しくなる工夫を美しくデザインしたN様邸には、ご家族が自然と笑顔になる心地よい時間が流れています。

大きな吹き抜けを設けたリビングは、スキップフロアのスタディコーナーや2階ホールとつながる。床面のレベル差でほどよい距離感がありながらも目が届きやすいため、それぞれの時間を過ごしていても自然と会話が生まれる。「イメージ写真を見せてこんなことできますか?と相談してディテールを詰めました。とても気に入っています」とご主人。下がり天井と間接照明を組み合わせたカーテンボックスもスタイリッシュ。

スキップフロアのスタディコーナーを大きく回り込みながらゆるやかなカーブを描くリビング階段はN様邸の主役。ロートアルミの階段手摺りやピアノルームの室内窓も華やか。

キッチンには充実の収納を確保。「とにかくモノを表に出したくなくて」と奥様。

背面収納は扉を閉めれば家電もスッキリ隠れる。

キッチン横にはパントリーのほか、アイロン掛けや椅子を置いてパソコンもできるワークスペースを確保。さらに勝手口の前にはオリジナルの「キッチンゴミ箱スペース収納」を採用し、ゴミ出しの動線にも配慮している。

キッチン横のパントリーにはストック品や食品を収納。

優雅さと楽しさが同居する、開放的な吹き抜け空間。

雲梯を設置した2階ホール。当日不在だったご次女をはじめ「家族で楽しんでいます」とご長女。室内物干しスペースでもある。

玄関ホールからもリビングからも行き来できる和室も白と黒でモダンな雰囲気。縁なし畳や曲線を描く床の間が印象的。

2種類のクロスで遊んだご長女の部屋。「気分を変えて色々なところで勉強できるのがうれしいです」とご長女。子ども部屋にはそれぞれクローゼットも確保。

ピアノとエレクトーンを置いたご長女のレッスンルーム。最近ではバイオリンもはじめたそう。

ダマスク柄の黒いクロスが印象的な主寝室はピアノルームにもつながる。MONOプレイスの「システム本棚」や書斎コーナーには「デスクファ ニチャー」を採用。

主寝室のウォークインクローゼットは掛ける収納や布団収納で機能的に。

固定階段を設けたゆとりのロフトも完備。

玄関ホール正面の壁には外壁と色違いのグレイスフルタイルをあしらい間接照明で演出。リビングへの親子扉と相まってラグジュアリーな雰囲気に。シューズクロークも設置。

玄関ホールに隣接するシューズクローク。「可動棚」「玄関収納」「LDファニチャー」を組み合わせ、機能的で大容量の収納を実現。玄関ホールをスッキリと保っている。

ゆとりの洗面室には階段下収納を確保。脱衣室やキッチンとつながりリビングからも回れる回遊動線を実現している。

緩勾配の寄棟屋根、タテ3つの要素で構成されるファサードの中央に3連窓を配した安定感のあるデザインが美しいN様邸。ポーチのアクセントウォールにはブラックの陰影豊かなグレイスフルタイル、バルコニーには奥様ご希望のエレガントな壁飾りを採用。「庭は土の面積を極力減らしてお手入れをラクに。外壁タイルも汚れにくいのでうれしいです」と奥様。
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