CASE 003 神奈川県 S様邸
弧を描く壁に7つの窓、 遊び心がつまった二世帯住宅。
弧を描く外壁が特徴的なS様邸。2色のタイルがよりその特徴を際立たせています。窓の位置や屋根の形も、家のユニークな表情をつくっています。
多角形の壁、三角屋根に、立体的な空間。ユニークさと暮らしやすさが両立。
S様邸を訪れるとまず目に飛び込んでくるのが、ツンととがった瓦ぶきの片流れ屋根に、7つの窓が並んだカーブを描く外観です。玄関の方へと移動すると、ガラリと家の表情が変わり、直線的なフォルムのシンプルモダンな印象に。様々な角度から外観を眺めると、「丸・三角・四角を家に採り入れたかった」というS様の要望が、しっかり形になっていることが分かります。
ご両親も、S様ご夫妻もお仕事をお持ちで生活時間帯が異なるため、生活空間は1階と2階、2.5階に分けてありますが、玄関は1つ。「外出時や、帰宅時の気配が伝わるようにしたかった」というS様の想いを汲んだ半分離型の二世帯住宅です。弧を描く壁の内側にある、陽当たりのいいラウンジは、お母様の室内温室と娘さんのピアノの練習スペースになっています。
家中いたるところに遊び心がつまったS様邸ですが、空間の面白さだけではなく、実用性や住み心地の良さにも十分工夫をこらしてあります。
「タイル貼りも瓦屋根も、当初は予算オーバーだと思って検討もしていませんでしたが、ウィザースホームならすべて予算内に。予定していた以上にいい家を建てることができました」とS様。満足そうな表情のS様ご夫妻でした。
「お互いの気配が伝わるように」と玄関は共用に。二世帯6人が一度に使ってもゆとりの広さ。写真左手奥が弧を描く壁の内側、温室とピアノのためのラウンジです。
勾配天井にロフトを設けて天井の空間に面白みと開放感を持たせた子世帯リビング。
強度ぎりぎりまで天井高を確保した親世帯リビング。小さな窓から子世帯のリビングの気配も伝わってきます。
キッチンと洗面・家事室の間に設けられた、奥様専用スペース。丸みのある壁にガラスブロック、シーグラスと奥様のこだわりがいっぱいです。
壁の内側は、パソコンも使えるデスクスペース。パーテーションで空間を区切るだけでも、個室のような雰囲気になります。
S様邸ではMONOピットを2室つくり、1つを収納として、もう1つをシアタールームとして活用されています。
2.5階とリビング上ロフトにつながる2本の階段。S様邸にあるユニークな空間の一つです。
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