CASE 041 茨城県 S様邸
未来を見つめた家づくり、ゼロエネルギーを目指した二世帯住宅。
両世帯そろっての時間は1階にある親世帯のLDKで過ごすことが多いというS様ご家族。南に面した大きな開口部と通常より高い天井が明るい空間を創り出しています。
距離感と性能が居心地の良さを生む。
ご結婚が決まると同時に家を建てることを決めたS様。当初はご主人側のご実家の隣に新居を建てることを検討していましたが、ご実家が建て替えを検討していたことや、税制面の優遇などを考慮し、二世帯住宅を建てることに決めました。目指したのは二つのご家族が心地良く過ごせるほどよい距離感のある家。そして、2020年に義務化される予定の新しい省エネルギー基準にも対応できる高い省エネ性能を持つ快適な家でした。S様が選んだのは、1階を親世帯、1階の一部と2階を子世帯に分けた完全分離の二世帯住宅。シューズクロークを共同で使用し、室内で行き来できる以外は、玄関や水まわりなどすべての設備が二世帯分ある間取りです。「生活時間帯の違いを考えて共有部分を少なくしました。お互いの生活リズムを守れる快適な家になったと思います」とS様。ツーバイシックス工法に断熱性の高いオール樹脂サッシを採用し、超・高断熱を実現したS様邸は、省エネ性能もバツグンです。全量買取制度の対象となる10kWの太陽光発電システムを搭載しているため、二世帯分の光熱費は太陽光発電でカバーすることが可能です。子世帯のLDKは、奥様が一目惚れしたキッチンに床の色やインテリアの色を合わせて、統一感のあるコーディネートにしました。新婚のお二人が仲睦まじく時間を重ねていく姿が目に浮かぶようです。
オープンな間取りと、床のウォールナットの落ち着きある暖かな色味が、LDKを心休まる空間に演出しています。
2階の採光の良さと、間接照明の落ち着いた明かりが楽しめるリビング。ソファは親世帯とお揃いです。
勾配天井を採用しています。ゆったりとした気持ちで食卓を囲めるダイニングに。
両世帯は、シューズクロークと1階ホールから行き来できます。写真は子世帯側から見た1階ホールです。
将来的にベッドで映画を楽しめるようにプロジェクターを上部にセットできるようになっています。
子世帯主寝室には、クローゼット+ ウォークインクローゼットのダブル収納を。十分な収納量を確保しています。
ご両親のくつろぎの場兼寝室。室内物干しも設けているため、雨天や外出時などに洗濯物を干しておくこともできます。
両世帯の玄関から共用できる間取りになっています。二世帯で使用してもゆとりがある広さを確保しました。
お互いの生活時間帯や距離感を考えて、玄関は2つ設けました。
外壁総タイル貼りの重厚感ある佇まいのS様邸。太陽光発電システムを10.0kW搭載しています。
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