CASE 078 千葉県 I様邸
砂と石と木、風と光に包まれて、 歳月の変化まで楽しむ住まいです。
天然の土・砂・石・雲母・貝殻でできた調湿性のある塗り壁材を内壁に採用しているI様邸。床は素朴な木の風合いが美しい床材、キッチンの造作壁など変化をつけたい部分には大理石のモザイクタイルを使用。「なるべく自然の素材を使い、そこに光と風が巡る、そんな空気を大切にしたいと思ったんです」とご主人。
生きている実感のある家。まさに「ウィズアース」
「ウィザースホームの語源のウィズアースというコンセプトに出会ったとき、私が探していた理念だと感激しました。地球とともに生きていく家。まさに生きているって感じられる家にしたいと思っていたんです」と語る奥様。内装に自然素材を使い、朝日を浴びて起きる、朝日の中で朝食を食べるなど、体のサイクルにしっかり自然を採り入れられる家にしたいと考えていたそうです。「人も風も光も生き生きと回る。そんな、自分たちが想い描くとおりの家ができました。永く安心できる木造の工法で、大理石のオリジナルモザイクタイルや素朴でラフな雰囲気の床も、使いたかった砂壁との親和性があり、満足しています」とご主人。玄関ホールからすぐにお客様をリビングへ通せる動線と、帰宅後に上着を脱いで手を洗い、キッチンを通って“ただいま”をする家族動線を叶えたI様邸。2つの動線をもつLDKは、家具の配置を変えるだけで使い方が変えられる柔軟性も魅力です。「ソファの後ろのなんでもない空間こそが、わが家の贅沢。今はキッズリビングですが、将来は小上がりの畳コーナーにしたり、リビングをもっとゆったり取ってもいいですし」とご主人。「最初から完成した家ではなく、気分や家族構成の変化に合わせて変わり続ける家の方が私たちらしいです」とご主人。家具の配置も部屋の使い方も、あえて決め込まない家づくり。そんな素敵な哲学が息づくお住まいです。
朝から夕方までずっと明るいダイニング。木目調クロスを巻いた付梁がアクセント。オープンにつながるキッチンの対面カウンターは軽食コーナーやバーカウンターにもなる。
壁付けのリモコン類は、ニッチにまとめることで、凹凸もなく見た目もスッキリ。
お子様たちのために、ダイニングにスタディコーナーを設置。現在はご夫妻の書斎コーナーとして活用中。
大きなダイニングテーブルは、食事だけでなく将来お子様たちが勉強をしたり、奥様がミシンをかけたり。窓際に造り付けた、必要な道具類をしまえる「デスクファニチャー」とともに多目的に活躍する。
ダイニングとほどよくつながるリビング。家具は造り付けず移動できる置き家具だけでまとめている。
リビングのソファの後ろは今はキッズリビングに。「ママ友とダイニングでおしゃべりしていてもココなら子どもたちにも目を配れるのがいいですね」と奥様。
LDKで使うモノやおもちゃ類をまとめてしまっておけるリビングクローゼット。サッと片付けられるのでいつでもスッキリを実現。
“家族動線”と造作洗面。玄関からキッチンまでの家族が通る廊下には、外出時の荷物をまとめたコートクロークやお洒落な造作洗面を設けている。
廊下には、通風・採光を考えて設けた玄関のスリット窓から光が入りキッチンの勝手口を通って風が抜ける。
奥様の夢を叶えたキッチン。扉に無垢材を使ったシステムキッチンを採用し、床は拭き掃除がしやすいタイルに。調理中でも家族が通れる幅やパントリーもあり、使いやすい。
料理が楽しくなるようにと、キッチンの背面には大好きな色合いのアクセントクロスを採用。
2階ホールは明るさと広がりを演出するため、階段を上がった先に窓のあるゆとりの空間を確保。居室と同じ木の質感あふれる床材で足触りの良さにこだわっている。
2階ホールの収納は掃除・洗濯道具などしまっている。また、洗面脱衣室と浴室を2階に設けることでバルコニーへの機能的な洗濯動線を実現。
2つの子ども部屋は、アクセントクロスで遊び心を演出。一つは現在ご主人がホビールームとして使用中。「子どもはいつか巣立つもの。家族の成長に合わせて用途も自由な発想で楽しもうと思います」とご主人。
ご主人の趣味でもあるバイクも置けるゆとりの広さを確保したカースペース。
レンガのような素朴な味わいをもつ外壁タイルをあしらった外観デザイン。色は内装のベースとなる塗り壁の色調に合った温かみのあるウォームホワイト。通りからの見え方にも配慮し、木調のバルコニー手摺りや個性的なデザインの窓でアクセントを付けている。
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