CASE 094 千葉県 O様邸
長年の夢だった憧れのカフェ経営。 店舗併用の新居で、ついに夢を叶えました。
テラスやドッグランのある店舗部分の庭。オーニングのあるテラスは、店舗としての印象を際立たせようとO様邸のテーマカラーである青と白のタイル貼りに。当初、タイルの色の割合は青と白で7対3の比率だったが、設計担当からの提案を受けて何度も検討し、明るく清々しいこだわりのデザインになった。
何度も打ち合わせを重ねて“自分たちらしい家”を実現。 こだわりや遊び心を随所に取り入れたプラン
閑静な住宅街に佇むO様邸は、ブラウンとホワイトの優美な外壁タイルやリゾート風のテラスのある庭が、道行く人々の目を惹きつける店舗併用住宅です。「いずれは自宅でカフェを経営したいという夢を持ちながら会社勤めを続けてきましたが、「夢があるなら叶えてみたら」と妻が背中を押してくれました。それがきっかけとなり、定年前に退職して夢を叶えようと店舗併用住宅を建てたのです」とご主人。「自分たちらしい家を建てたいという想いが強かったので、何度も打ち合わせを重ねて時間を費やすことはまったく苦ではなく、むしろスタッフとの密な話し合いは本当に楽しかったです」とご夫妻。完成したプランには夢や想いがしっかりと反映されて、理想の店舗スペースを備えた素敵なわが家となりました。1階はドッグカフェをイメージした店舗スペースと、庭を眺められる浴室やマルチに使える和室を配置。2階は広々としたLDKを中心に、書斎や主寝室、和室を隣接させた機能的な動線で暮らしやすさがうかがえます。洗面台はあえて脱衣室ではなく2階ホールの一角に設けたり、キッチンの裏手という思いもよらない場所にトイレを設置するなど、全体的に既成概念にとらわれることのないプランニング。「細部までこだわっただけに住み心地はとても良く、どの部屋にいても明るいのがいいですね」と奥様もすっかりご満足の様子です。
犬の散歩中にも立ち寄れるお店にしたいとお考えになり、カフェの庭先にはドッグランを併設している。写真の2匹はO様ご夫妻と暮らしている愛犬。
ご主人がインターネットで注文して制作したカフェの看板。アイアン製のお洒落なデザインにイタリア語の店名が書かれている。
ゆとりある店内はリゾートのカフェのようなくつろぎ感に満たされている。「夏の夕方に主人とテラスでバーベキューを楽しんだとき、街灯に照らされてリゾートホテルのように素敵でした」と奥様。
カフェの厨房に立つご主人。設備は業務用厨房機器メーカーに依頼し、ウィザースホームとの連携で設計した。
キッチンの近くに愛犬のスペースを確保し、その脇にトイレを設置。「思いのほか使い勝手が良いですね」とご主人。
2階ホールに設けた洗面台は、信楽焼のボウルの青が映えるように緑系のカラーのタイルで装飾している。
LDKのリビング部分を勾配天井にすることで、大きな開放感を演出。
明るい大きな窓の前でキッチンに立ち、「食器棚は圧迫感を感じない半透明のパネル扉に。キッチン横の壁は1階のテラス同様、私たちが好きな青と白のタイルにしました」とおっしゃる奥様。キッチンは細部までこだわられた。
ダイニングから見たリビングはシーリングファンも目立たず、吹き抜けのようなのびやかさが感じられる。
非日常的な2階の和室は、ご主人のセンスが感じられる空間。畳敷きの周囲をフローリングにすることで和モダンを演出。天井は網代模様をデザインしたクロスが貼られている。
キッチンと主寝室の間に設けた、落ち着きのあるご主人の書斎。
主寝室に置かれた青いランプは奥様が自作されたもの。使われている珊瑚はご夫妻が石垣島で結婚式を挙げた際に、奥様が海辺で拾って集めた思い出の品。
ブラウンとホワイトの外壁タイルが美しい、閑静な住宅街の角地でひときわ目を引くO様邸。「ご近所の方々にお店を開く告知などは一切していなかったのですが、建てているときから散歩中の方々に『いつお店をオープンするの?』と尋ねられました」とご主人。カフェのオープンは2018年春の予定とのこと。
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