CASE 114 茨城県　M様邸

リビングから続くフルオープンのキッチン。背面の吊戸棚は天井付けにせず間接照明で抜け感を演出。冷蔵庫は正面から見えない位置に配置。

開放感と暖かさ。相反するテーマを高性能で解決

大きな吹き抜けとそこにつながる階段や2階ホールのダイナミックな開放感が心地よいM様邸。吹き抜けの天井には個性的な寄せ木模様のクロスを貼り、遊び心を演出しています。ご夫妻の理想は暖かさを叶えつつモダンで開放的な家。「住宅展示場を巡り他社が全館空調や床暖房ありきで話を進める中、担当の営業さんはこの地域が比較的温暖である点とウィザースホームの高気密・高断熱性を熱く語り、エアコンで十分暖かいですと。その自信に惹かれましたね」とご主人。奥様も「実際本当に暖かく、夏も涼しいです。120％快適です！」と微笑まれます。白と黒のツートーンカラーの外壁タイル、2つの片流れ屋根を段違いにした差し掛け屋根、そして凹凸のあるフォルムが、モダンさの中に深い趣を醸し出しているM様邸の佇まい。玄関ドアを開けて正面に広がるのは、縦格子と満月のような照明で風情を演出した和室です。「どの部屋も、外観も、遊び心や個性をプラスしたくて。2階ホールはせっかく吹き抜けに面していて気持ちがいいので読書コーナーにならないかと相談。いい感じに仕上がりました」と笑顔のご主人。また少しでも広がりが感じられるように、和室は吊押入れにしたり、主寝室のウォークインクローゼットの間仕切り壁上部を開放したり。視線の抜けをつくることを意識されたというご夫妻。空間を縦に横に広げる工夫で、面積以上の豊かさを満喫されていらっしゃいます。

大きな吹き抜けが2階ホールとつながる開放的なリビングはM様邸の主役。白と黒、ダークブラウンでまとめた大人のインテリアが魅力。天井の寄せ木張りのようなクロスやモダンなシャンデリアが個性を高めている。隣にはキッチンとダイニングがゆるやかに続き、縦だけでなく横への広がりも創出。ご友人たちとの集いやご夫妻のくつろぎを多彩に演出しているそう。

リビング階段には、開放感がより高まる透明パネルの階段手摺りを採用。テレビコーナーは「AVファニチャー」を壁面に収めてスッキリと。大理石モザイク、ガラス板、スポット照明で造作した飾り棚もお洒落。

リビングの吹き抜けに面して設けた2階ホール。「空中廊下みたいで気に入っています」とご主人。

ホールの南面には「ベンチファニチャー」を設置。ミニカーの飾り棚も設け、ご主人の憩いのコーナーに。

壁面には物干し器具も装備。「リールを引き出せば室内干しができるので便利です」と奥様。

キッチンとストレートにつながるダイニング。キッチンセットとダイニングテーブルはウィザースホームオリジナルを選択。「デザインがシャープだし、統一感も出て気に入っています」とご夫妻。ダイニングの一角には日用品をしまう収納スペースを設けている。

ダイニングには「デスクファニチャー」を用いてミセスコーナーも実現。

キッチンの裏側に設けたパントリー。

正面に客間となる和室を設け、普段は戸襖を開け放しておくことで空間の広がりや奥行き感を演出した玄関ホール。空間を緩やかに仕切る縦格子や満月に見立てた和室の照明が訪れた人にインパクトを与える。姿見付きの「玄関収納」を設置し、土間続きのシューズクロークも確保。機能性と収納力も高めている。

吊押入れを採用した4.5帖の和室は、収納と帖数以上の広がりを両立。間接照明や大理石の床、配色を交互にしたプリーツスクリーンにもM様のセンスが光る。

黒いアクセントクロスが目を引く主寝室。ウォークインクローゼットを仕切る壁は上部を開放し扉も設けず、広がりを演出。

モザイクタイル柄のアクセントクロスで遊んだ洋室。

「サニタリー収納」や階段下収納を設けた洗面脱衣室。キッチンやリビングへの回遊動線を確保。

2階トイレは壁も床も照明も奥様ご希望のハートモチーフ。

ご夫妻の想いを具現化した外観デザイン。シャープな屋根勾配、白と黒の外壁タイル、多彩な高さや奥行きをもつフォルムがモダンかつ表情豊か。