CASE 144 千葉県　O様邸

片流れの屋根とシックな色合いのタイルが上質感を漂わせる平屋。
アプローチには外壁と同じ木調のタイルをあしらい、植栽の緑と共に訪れる人を優しく迎えます。
この住まいの最大の特長は、廊下がないこと。玄関ホールをつくらず、ウォークインクローゼットが通路の役割を兼ねることで、くつろぎの空間を最大限に確保しました。
また、屋根勾配を活かした吹き抜けに加え、愛犬と楽しく過ごす土間スペースも併設され、広さ×高さの演出がさらに開放感を高めています。
効率的な家事動線や、吹き抜けに面したロフトなど、こだわりの詰まった住まいになりました。

夜間はアプローチをライトアップ。下からの光に照らされた植栽と木目調のタイルが、昼間とは違った表情を創り出します。これはデザインだけでなく、防犯の意味合いも。

大型のシューズクロークは、来客からは見えないようドアを設置。玄関からシューズクローク、パントリーとつながっているので、買い物後、スムーズに運び入れることができます。

玄関から直接LDKへとつながる設計は、ご主人がＳＮＳで実例を見つけ、たってのご希望で実現。リビングに居ながら土間にいる愛犬の様子が見え、愛犬も空調の効いた快適な空間で過ごすことができます。

回遊動線を確保した対面型キッチン。食事の準備・片付けが効率的に行えるよう設計されています。

リビングの上は屋根勾配を活かした吹き抜けとロフトが設けられています。平屋でありながら上からたくさんの光が差し込み、開放感あふれる空間を実現しました。

ワイドミラーの洗面台は、奥様のドレッサーとしても活用されています。高めの仕切り壁の向こうは洗濯機置き場に。

バスルーム前には脱衣所、ランドリースペース、洗面所がつながっているため、洗濯動線が最短となります。

脱衣所には、タオルやリネン類などをたっぷりしまえる大型収納を併設。将来的にモノが増えることを考慮し、家の随所に収納スペースを設けています。

大容量のウォークインクローゼットは、主寝室や子ども部屋への通路の役割を兼ねているため、中央部分を少し広めに設計。バッグや小物類も見やすく収納できるので、お出掛け前の身支度がラクに整います。

庭に面した居心地のよい主寝室。低めの横長スリット窓は、空間のアクセントと隣家に面した方角からのプライバシー確保を兼ねています。