CASE 148 茨城県 Y様邸
遊び心が光る住まい
お仕事のフルリモート化をきっかけに、賃貸マンションからの住み替えを決めたY様ご夫婦。新居に求めたのは、日当たりが良く明るいこと、生活音を気にせずに過ごせること、いつでも洗濯物が干せること。また、ありきたりではない遊び心のあるお住まいを希望でした。
“おうちのアイコン”のような可愛らしい外観は、総タイル張りにすることで質感とメンテナンス性を両立。玄関を入るとすぐ、吹き抜けから光が降り注ぐリビングがあり、奥にはキッチン・ダイニングと開放的な空間が続きます。2階には、本物の映画館さながらのシアタールーム。ホールにある雲梯(うんてい)ではリモートワークの運動不足が解消できます。いつでも洗濯できるランドリールームを設け、最短の家事動線にもこだわりました。多趣味なご夫婦が充実したお家時間を過ごせる、遊び心を詰め込んだ住まいです。
玄関は、正面に土間続きのシューズクローゼットを設け、ベビーカーをそのまま入れられるように設計。左はすぐリビングになっていますが、動線を直角にレイアウトしているため、玄関から室内が見えずプライバシーを確保しています。
落ち着いた木目がスタイリッシュなペニンシュラキッチンは、行き止まりのない回遊動線に。ご夫婦で一緒にキッチンに立っても余裕の広さを確保しました。横並びのダイニングテーブルのおかげで配膳や片付けもスムーズ。
キッチンサイドのデスクは、奥さまが書き物やPC作業をする場所。高窓は外からの視線をほどよく遮りつつ、室内からは借景や空模様を眺めることができます。
光が降り注ぐ伸びやかな吹き抜けのリビングは、曇りの日でも室内を明るく照らします。2階で過ごす家族へ「ご飯ができたよ」と声を掛けることもできます。アクセントにレッドシダーの板壁を設けたTVボードは、配線をスッキリと隠せるよう造作してあります。
リモートでお仕事をするご主人の書斎。オン・オフを切り替えやすいよう窓枠やフローリングは落ち着いたダークブラウンにして、他の空間とは異なる印象にまとめました。
リモートワークの運動不足を解消するために設けた雲梯(うんてい)。掴みやすい配置になるよう、設置前に間隔を入念にシミュレーションしたそう。色の並びは信号機をイメージして楽しい印象に。
映画館らしさにとことんこだわったホームシアター。映像への没入感を実現するために、スイッチやコンセントまで「黒」にこだわりました。漆黒の空間のなかに浮かび上がる真っ赤なソファがアクセント。
ホームシアターの出入り口は、空間の切り替わりを予感させるダークカラーの防音ドア。窓を設けずに防音仕様の換気扇を設置し、空気層を設けた二重壁とすることで、コストバランスを図りつつ本格的な防音環境を実現しました。
ホテルをイメージした寝室には、安眠を誘うダークブルーとグレーの落ち着いたトーンのクロスを採用。横になったときに眩しくないよう、天井のダウンライトは足元側のみに設けました。
洗面室〜ランドリールーム〜ファミリークローゼットを一直線に配置して、洗濯の家事動線を最短に。物干しシステムのHOSUピットを設けたことで、天気や時間を気にせずに、いつでも洗濯できます。
HOSUピットに隣接したウォークインクローゼット。乾いた洗濯物をそのまま収納できるハンガー収納で、たたむ手間を省けます。
この実例に採用されている家づくりのアイデア
つながりキッチン
広々使えて調理、配膳、片付けがスムーズ
二列型タイプの 「つながりキッチン」は、出入りがしやすく作業スペースも広く使えるため調理、配膳、片付けがスムーズ。さらに「食器洗い乾燥機」などの設備や「キッチンカウンター」、「吊戸」 も備え、機能性と収納力も確保しています。
図書ギャラリー(収納)
家中の本を一か所にまとめる「図書ギャラリー」
家族みんなが通る動線上にある、大容量の書棚が「図書ギャラリー」。これまで個室にあった本を一か所にまとめることで収納が効率化され、学習もリモートワークもはかどります。
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