CASE 154 神奈川県 F様邸
アメリカ暮らしのエッセンスが光る家
アメリカで暮らしていたF様のご希望は、ゲストを招いてホームパーティやBBQを楽しめる住まい。キッチンとリビングやダイニングをゆるやかに分けることで、ゲストと過ごす時間に集中できるようにしています。また、浴室や洗面室を2階にレイアウトしたので、フロアごとにパブリックとプライベートが自然と切り替わります。クロスや照明器具など細部までこだわりが感じられるインテリアは、輸入住宅がお好きな奥さまがとことんこだわって選定。キッチンに洗濯機置き場やお子様のスタディスペースを設けるなど、忙しい毎日を効率的に過ごすための工夫も盛り込まれています。
爽やかなベージュのスプリットボーダータイルをベースに、玄関と窓まわりは落ち着いたレンガ色のスクラッチブリックタイルを貼ってアクセントに。海からほど近いエリアですが、耐久性の高いタイルが潮風から住まいを守ります。
ヘリンボーン張りタイルの土間リビング。将来的にペレットストーブを置くことを想定して設計しています。掃除がしやすく、DIYなどの作業も気兼ねなくできる空間です。リビングとキッチンの床の高さを変えることで、空間の連続性を保ちつつ、それぞれが独立した空間であることが感じられるようにしています。
ゲストとの会話を心ゆくまで楽しめよう、ダイニングはキッチンと空間を切り離しました。玄関側にも出入り口を設けているので、キッチンを経由せずにゲストを直接案内することができます。クロスや照明機器は奥様がセレクトしたもので、腰高の見切りで2種類のクロスを貼り分け、輸入住宅のようにエレガントな雰囲気に。
家事を同時進行しやすいよう、キッチン内に洗濯機と乾燥機の格納スペースを設けました。洗濯物がないときには、扉を閉めてスッキリと隠せます。
キッチンやレンジフードの高さは、料理をすることが多いご主人の身長に合わせました。また、家族みんなで立てるよう、通路幅を広く取っています。
背面のトール収納は、食器も調理家電もスッキリと収まり、お子様の手が届く高さに炊飯器や茶碗を配置したら、率先してお手伝いしてくれるようになったそう。
キッチンの隣には、お子様のリビング学習用にスタディスペースを設置。家事をしながら宿題を見てあげることができます。その隣にはご主人の書斎を設けました。完全個室のためWEB会議の際にも集中できます。
2階への階段とロフトへの階段が連なる高い吹き抜け。2段の3連窓を斜めに横切るスケルトン階段がスタイリッシュです。
土間リビングに面したウッドデッキは、BBQを楽しむ場にも、お子様の遊び場にもなります。内と外がひと続きの空間となるよう、床の高さをフラットに揃えています。
家族とゲストの動線を分け、いつもスッキリした状態を保てる玄関。アーチ状にした下がり壁の向こうは収納量たっぷりのシューズクローゼットです。
玄関を上がった左手に、トイレの手洗いを兼ねた洗面台を設けました。帰宅したらすぐに手を洗う習慣が自然と身に付きます。
寝室と子ども部屋の前には、プライベートなセカンドリビングを。「1階のスタディスペースで宿題を終えてから、テレビやゲームは2階で」と、お子様の生活にメリハリを付けやすくなったそうです。
主寝室のクロスや照明はすべて奥様がセレクトし、輸入住宅のようなエレガントなインテリアに。ご夫婦それぞれのクローゼットの他に、ふだん使いの洋服をかけるオープン収納も設けています。
2階のホールには物干しユニットを設置しました。窓際に造作したラックには、お気に入りの絵本を飾りながら収納できるので、お子様がいつでも手に取ることができます。
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