CASE 157 千葉県 G様邸
余白が美しいシンプルモダンの家
「そろそろマイホームを…」と、土地探しから始めたGさま。交通の利便性や治安面が気に入ってこちらの土地を購入されました。住まいづくりの大きなポイントは、完全な在宅勤務のご主人にとって仕事がしやすい環境にすること。また、ペットのウサギをのびのび過ごさせてあげたいとお考えでした。そこで入念な打ち合わせを行い、無駄のない動線の間取りと、収納アドバイザーによる工夫を随所に設けた、シンプルモダンの住まいが完成。高気密・高断熱の快適な住み心地に、ウサギもゆったり過ごしているそうです。
造作のテレビ台の背面に流れるような石目模様が美しいエコカラットを貼り、デザイン性と調湿・防臭の機能性を両立。天井を通常よりも20cm高くすることで、伸びやかで開放感のある空間に仕上げています。天井に埋め込んだスピーカーから降り注ぐお気に入りの音楽のなかで、くつろぎの時間を過ごせます。
ペニンシュラキッチンの両側に通路を設けているため、家族の動線がぶつかることなくリビング・ダイニングへ行き来できます。コンロ前はレンジフードまでのガラス壁を設けることで、開放感を保ちつつ調理時の油煙やニオイの広がりを防ぎます。
モノトーンインテリアのクールな印象と、ナチュラルなフローリングのやさしい雰囲気が調和するリビング・ダイニング・キッチン。グレーの下がり天井の上に設けた間接照明が、空間の広がりを感じさせます。ウサギ用のサークルは以前よりも広くなり、ウサギにとってものびのび過ごせるようになりました。
将来的に吊り戸棚やシェルフを自由に設置できるよう、キッチンの背面収納はカウンターキャビネットのみにしました。実際に使ってみると、キャビネットだけでも十分な収納量が確保できているそうです。
キッチンから直行できる洗面室は、その先に脱衣所と浴室が一直線に並ぶ間取り。洗面台の下に空間を確保しているため、椅子に座ってメイクすることもできます。洗面室と脱衣所が分離しているため、家族の入浴中も気兼ねなく手洗いや身支度ができます。
洗面台の向かいの壁にはカウンターキャビネットを造作。壁には物干しリールを設置しており、ワイヤーを引き出せば室内干しができます。奥の脱衣所に洗濯機とクローゼットがあるので、「洗う→干す→たたむ→しまう」という洗濯の一連の作業が完結するスペースになっています。
キッチン横のクローゼット内に、掃除機を収納できるスペースを確保。内側にコンセントを設けているため、収納したまま充電することができます。以前のお住まいで使っていた収納家具はすべて処分し、備え付けの収納だけで、それ以上の収納量とスッキリとした住空間を叶えました。
完全な在宅勤務のご主人のためのワークスペース。他の空間とは異なるダークトーンでまとめることで、自宅でも自然に気持ちのオン・オフが切り替えやすくなっています。
2階ホールに造作したデスクは、ワークスペース、読書机、家事の作業台、ティータイムのカウンターなど、多目的に使うことができます。
枕元の壁に貼ったタイルの味わいが印象的な主寝室。間接照明がタイルの陰影を際立たせ、表情豊かに演出。就寝時に眩しくないように照明の角度を調整しています。
広々としたウォークインクローゼット。しまうモノに合わせた設計により整理整頓しやすく、スッキリ収納できます。出入り口にはあえて扉を設けず、使いやすさを高めました。
玄関は、ドアを隔てて家族用と来客用に切り分けた2WAYタイプ。家族用玄関に設けた収納は、脱いだ上着を掛けたり、箱買いした飲料を保管したりしてもまだまだ余裕の広さ。土間部分も十分な広さがあるので、翌日出すゴミを準備しておくスペースとしても活躍しているそうです。
玄関で最初に目に止まる正面の壁には、表情豊かなグレイスフルタイルを張って空間のアクセントに。ダウンライトをタイル側に寄せて設置することで、不規則なリズムの陰影をより印象的に浮かび上がらせています。
この実例に採用されている家づくりのアイデア
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