CASE 168 千葉県 M様邸
吹き抜けリビングが心地よい、陽だまりの家
お子様を授かり、それまでの住まいが手狭に感じるようになったM様。ご実家や職場へのアクセスが良く子育てしやすい環境の土地が見つかり、新築を決意しました。ご希望は、「ずっとここに居たいと思える家」。居心地の良い空間と、家事のしやすさを大切に考え、住まいづくりを進めました。完成したのは、プライベートなテラスと、開放的な吹き抜けリビングを携えた陽だまりの家が完成しました。大容量の収納や効率的な家事動線を叶える間取りで、子育てしやすい環境を整えています。
大空間が広がる、吹き抜けリビング。正面の三連窓から光が降り注ぎ、陽だまりをつくります。南東向きのため朝から夕方まで明るく、昼間は照明を点ける必要がありません。リビング階段のため必ずLDKを通る動線となり、家族のコミュニケーションが深まります。階段下の空間は、設置予定のピアノのサイズに合わせて設計しました。
2階の手すり壁をクリアパネルにすることで、伸びやかな空間を更に開放的に演出。テラスの外壁を高く立ち上げているので、外からの視線を気にすることなく、カーテンを開けたまま過ごすことができます。
高い壁で囲ったテラス。リビングとひと繋がりの空間となるように大開口の窓を設けており、室内の延長として使うことができます。外部からの視線が届かないため、風を感じながらのランチタイム・お風呂上がりの夕涼み・お子様の遊び場など、開放感を満喫して過ごせるプライベート空間です。
モノトーンとダークブラウンでシックにまとめたLDK。キッチンカウンターは手元を隠せるように立ち上がりを高くしているため、いつもスッキリとした印象を保てます。あえて吊り戸棚は設けず、背面のカップボードとキッチン奥のパントリーで充分な収納量を確保しました。
縦長にレイアウトしたLDK。キッチンに立つと、リビング・ダイニングだけでなくテラスや小上がりまで目が届きます。キッチンとダイニングの天井はダークな木目で仕上げ、あえてこもった雰囲気に。そうすることで、その先に続く吹き抜けの開放感を強調しています。
キッチンの奥に設けたパントリー。食材や洗剤のストックをまとめて収納することができる大容量です。コンセントを設け、掃除機などを充電しながら収納できるようにしています。
ダイニングの隣に設けた小上がりは、お子様の遊び場やお昼寝などフレキシブルに使える空間。ご主人が段差に座ってギターの弾き語りをすることもあるそうです。フローリングに置き畳を敷いているため、必要に応じて動かしたり外したりすることができます。
キッチン・洗面室・ランドリースペースを一直線に配置しているため、最短の動線で家事を効率よく行うことができます。
家族の入浴中も洗面室を気兼ねなく使えるように、脱衣所兼ランドリースペースと洗面室との間に、引き戸を設けました。床材は「髪が落ちていても目立たないように」石目柄を採用。ハンガーパイプを設けているため、洗濯から物干しまで室内で完結することができます。
玄関正面の壁にはブラックのグレイスフルタイルを貼り、空間を引き締めるアクセントに。アクセントウォールを照らすダウンライトが、タイルの陰影を浮かび上がらせ、表情豊かな質感を強調しています。
玄関には大容量の靴箱のほか、土間続きのシューズクロークを設けました。ゴルフバッグなど、屋外で使用する大きな荷物の収納に便利です。ベビーカーを畳まずにそのまましまえる広さを確保しています。
主寝室にはLDKとは異なるグレー系のフローリングをセレクトし、雰囲気を切り替えています。枕元の壁にヘッドボードを設けて、携帯電話などを置けるようにしました。造作デスクは、奥様のPCスペース。正面にアクセントクロスを貼って空間にメリハリをプラスしています。
寝室の奥に設けた、ご夫婦のウォークインクローゼット。引き出しは設けずに、基本的にすべて掛ける収納となっています。出入りのたびに扉を開閉する手間が不要なオープンタイプを採用。扉がないぶん寝室の奥行きが広く見える効果もあります。
寝室につながる、ご主人の書斎。ディープブラウンのフローリングで、ほかの部屋とは異なる雰囲気に。仕事をしたり、気分転換に筋トレをしたりと、ご主人のリズムで過ごせるプライベート空間です。
外壁はスプリットボーダーNEOタイルのブラックをセレクト。切妻屋根のシンプルなデザインと、シックなカラーでスタイリッシュかつモダンな印象に。総タイル貼りなので汚れに強く、美しい風合いを長期間保つことができます。窓の位置を入念に計画することで、室内のプライバシーや明るさと、外観のデザイン性を実現しました。
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