CASE 171 千葉県　S様邸

お子様の小学校入学までにマイホームを、とお考えだったS様。お住まいだった賃貸住宅の契約更新をきっかけに家づくりをスタートしました。ご希望は、光が降り注ぐ吹き抜けリビングのある住まい。設備の細部に至るまでこだわりを積み重ね、ホテルライクなデザインと韓国風インテリアを組み合わせた、すてきな家が完成しました。共働きの忙しいご夫婦が毎日を快適に過ごせる、家事効率の良い回遊動線の間取りと大容量の収納。太陽光発電システムとオール電化住宅で、光熱費を賢く抑えてゆとりある暮らしをかなえています。

壁や床は白を基調とし、グレーのアクセントクロスやエレガントなソファでやさしい印象をプラス。淡いトーンで落ち着いた印象にまとめ、上品な雰囲気を醸し出しています。

高窓から光が降り注ぐ、吹き抜けのリビング。開放的な空間は、優れた断熱性能のおかげでどこにいても快適だそう。子ども部屋へ行く際に必ずLDKを経由する動線となるよう、リビングに階段を設けています。2階廊下の手すり壁は、お子さまの転落を防ぐためにスリットを狭くして開放感と安全性を両立しています。

リビングの一角は、ロールスクリーンを降ろして間仕切りすることも可能。ダウンライトにスピーカーが内蔵されているため、天井から音楽のシャワーを浴びてくつろぐことができます。

テラスに面した明るいキッチン。見通しの良いフルフラット天板は、食材や食器をたくさん並べてもゆとりがあり、スムーズに作業できます。家具は韓国のカフェのような、白やアイボリーを基調としたラウンドデザインのものをセレクト。楕円の天板とテンバーボードの脚が特徴的なダイニングテーブルを、配膳や片付けがしやすいようにキッチンと横並びに配置しています。

ミーレの大容量食洗機やタッチレス水栓が、共働きのご夫婦の忙しい毎日をサポート。家族の動線が重なってもスムーズに行き来できるよう、キッチンとカップボードの間を広めに取りました。調理と洗濯の同時進行がしやすいように、キッチンの先にランドリールームを配置しているため、最短の動線で効率的に家事を行えます。

キッチンの隣に設けたパントリー。リビング側からの見た目がスッキリとするように、生活感が出やすい冷蔵庫をパントリーに収めました。下がり壁を角ではなくアーチ型にすることで、やわらかい雰囲気に。アーチの形状にもこだわり、Rの角度や高さを入念に決めています。

入浴時の脱衣・洗濯・乾燥までの工程が完結する、ランドリースペース。洗濯機の横には、汚れ物や掃除用具などを洗う際に便利なスロップシンクを設けました。

乾いた洗濯物をすぐにしまえるよう、ランドリールームの隣にファミリークローゼットを設けました。お子様の衣類をすべてまとめているため、着替えの準備も効率的に。キッチンと玄関ホールからもアクセスできる３wayのウォークスルークローゼットで、住まいをぐるりと回遊しながら家事を行えます。

白でまとめた空間に光があふれる玄関。石目が美しい床材は、つややかに光が反射する鏡面調仕上げをセレクトして高級感を演出。玄関と洗面室の間にルーバーを設けることで、明るい光を届けつつ目隠しをしています。

玄関と土間続きのシューズクローゼット。たくさんお持ちの靴はもちろん、濡れた雨具を掛けられるようにハンガーポールを設置しています。

帰宅してすぐに手洗いができるよう、玄関の側に設けた洗面台。左側はドレッサースペースになっています。天然石調の天板にゴールドの水栓やアクセントタイルなど、奥様のこだわりが詰まった造作洗面台です。

トイレは、水面を反射する光のような照明が印象的。この照明に合うように、優しいトーンのクロスやゴールドのペーパーホルダーを選びました。

明るくなりすぎないように、あえて窓を小さくした寝室。グレーのクロスを張り、安眠を誘う落ち着いた雰囲気に仕上げました。

寝室の一角に設けたウォークインクローゼット。たくさんお持ちの服をしっかりと収納できるよう、約5帖の広さを確保しています。奥には布団収納も設けました。

バッグやアクセサリー類を飾りながらしまうことができるように、クローゼットの手前に可動棚とギャラリーケースを設けました。

ダイニングに面するタイルテラス。BBQを楽しんだり、お子様がプールで遊んだり、多彩に活用できる空間です。庇があるため、急な雨にも安心。一部に壁を設けたセミクローズタイプで、ほどよい目隠しと開放感を両立しています。

ホワイトのスプリットボーダーNEOタイルで仕上げた外観。耐久性が高く、美しさが長持ちする総タイルの住まいです。太陽光パネルを搭載したオール電化住宅で、売電を併せると電気代はほとんどかからず、日々の光熱費を気にせずに過ごせるそうです。