CASE 179 千葉県 K様邸
防災レジプラグを備えた、カフェ風インテリアの家
お子様の成長にともない、それまでの住まいを手狭に感じるようになったK様は、マイホームの建築を決意。お気に入りのカフェをイメージした、モノトーンと木目の住まいが完成しました。対面キッチンやリビング階段を採用し、家族が自然にコミュニケーションを取れるように間取りを工夫。さらに、自動車から住まいへの電力供給が可能な防災レジプラグを採用することで、「もしも」に備えた安心な住まいです。
リビングとダイニング、キッチンをL字型に配置したLDK。食事スペースとくつろぎスペースが自然に分かれるレイアウトです。天井を木目のクロスで仕上げ、温かな印象に仕上げています。光を取り込むために窓を多めにしていますが、高気密・高断熱のため冷暖房の効きが良く、快適に過ごせているそうです。
テレビ台の背面にブラックのグレイスフルタイルを貼り、それを囲う間接照明で落ち着いた雰囲気を演出。リビングに階段を設けることで、家族のコミュニケーションを取りやすくしています。
家族と会話をしながら家事を行える対面キッチン。目の前にダイニングテーブルがあり、配膳や片付けがしやすいレイアウトです。食卓でホットプレートなどが使えるように、カウンターにコンセントを備えています。
収納豊富なキッチン。カウンターに立ち上がりを設けることで手元を隠し、ダイニングからのスッキリとした印象を保つ事ができます。奥には食品ストック用の収納を確保しており、その下のスペースにゴミ箱を収められます。
自動車を非常用電源として使用できる「防災レジプラグ」を採用。停電時に、電気自動車やハイブリッド車に蓄えた電気(最大1500W)を一時的に住まいへ給電できるシステムです。V2Hやハイブリッド蓄電システムに比べて導入費用がリーズナブルなため、気軽に採用できる点も魅力。格納された給電キットで、自動車とブレーカーをつなぎます。
自動車とブレーカーを接続したら、宅内のコードを白のコンセントから赤のコンセントへ付け替えます。プラグを差し替えるだけで簡単に、車に蓄えた電気を室内で使用可能に。いざという時にすぐ使用できるよう、シューズクロークに設置しています。
手前の黒いコンセントは、非常時のみに使用する防災レジプラグ専用コンセント。自動車の蓄電容量にもよりますが、約4.5日分の電力を供給可能です。
玄関正面の壁にブラックのグレイスフルタイルを貼り、空間のアクセントに。表情豊かな質感を強調するため、ダウンライトを壁側に寄せて設置しています。
玄関に設けた大容量のシューズクローク。可動棚のほか、上着などが掛けられるようにハンガーバーを設けました。スリット窓を設けて光を取り込んでいます。
帰宅してすぐに入浴できるよう、玄関の近くに設けた浴室。外の汚れをリビングに持ち込まずに済みます。洗面台は椅子を置いてゆっくりメイクができるドレッサータイプ。天板が広いため、乾いた洗濯物をたたむ作業台にもなります。
室内干しができるように物干しバーを設けました。普段は天井に引き上げておくことが可能です。縦すべり出し窓を開けて、換気しながら乾かすこともできます。
シンプル・シックにまとめたトイレ。モノトーンで貼り分けたクロスに木目をプラスしました。
広々としたファミリークローゼット。衣類はもちろん布団や季節外れの家電などもたっぷりと収納できるように、ハンガーバーや可動棚を設けています。
南向きの屋根に太陽光発電を搭載。日差しが弱い時期や曇りの日でも、エネルギーを最大限に活用できる性能を備えています。日中使用する電気のほとんどを賄えているそうです。
ブラックのスプリットボーダーNEOタイルでシックにまとめた外観。玄関ポーチにダークセピアのスクラッチブリックタイルを貼り、訪れる人を迎える門のような印象に仕上げています。
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