CASE 120 茨城県 T様邸
ベンチやカウンターの特等席がいっぱい。飾り棚を主役にしたキッチンもお気に入りです。
「わが家はカウンターが多くて、扉が少ない家。特に収納には扉がほとんどありません」と奥様。そこには、T様ならではの暮らしのセンスが現れています。居場所でありながら空間のアクセントになり、家族がいるだけで絵になるように。日常的に使うモノが素敵なデコレーションになるように。「片付けることは飾ること。そんな意識で毎日を過ごし、家をずっとキレイに保ちたいです」と奥様は微笑みます。
どこを切り取っても絵になるお洒落なLDK
T様ご夫妻は、お子様の成長を機に家づくりを決断されました。「建物は木造で高性能、外壁はタイル、屋根は瓦にしたくて。すべてを満たすのがツーバイシックス工法のウィザースホームでした」と奥様。プランのご希望は、吹き抜けがあるひと続きのLDK、回遊動線、リビング階段など。LDKに多用したカウンターも、ご家族の集いのシーンを思い浮かべながら、場所や高さ、長さをオーダーされました。「中でもキッチンはお気に入りです。ガラスのペンダント照明が下がり、私の後ろには普段使う食材や調味料の瓶が並ぶ飾り棚だけ。ここに立つだけで気分が上がります」とお料理好きな奥様は本当にうれしそう。「最初に提案してもらったプランを基本に、方眼紙に図面を起こして細かい部分を整理し、想いを込めました。ウィザースホームはそれを全部受け止めてくれて」と奥様。そして奥様の夢をプロ目線でサポートしたのが建築関係にお勤めのご主人です。「外観は和モダンのイメージだったので、屋根の勾配や軒の出などを細かくオーダー。室内は窓の配置や大きさを吟味しました」とご主人。暮らし心地を尋ねると「本当にこの家が好き。常に家のことを何かしていたいですし、家族で出かけてもみんな早く帰りたくなるんです」と奥様。その横でご主人もうなずきます。ご夫妻の理想をカタチにしたT様邸。愛着と美しさは、末永く続いていくことでしょう。
テレビボードにした「ベンチファニチャー」の高さに合わせて、L字にカウンターを巡らせたリビング。足元がオープンなので、ベンチ、デスク、お子様たちのランドセル収納として活躍中。壁のエコカラットはご主人のDIYによるもの。
吊戸棚もトールキャビネットもないカフェ風キッチンがお洒落。飾り棚の高さも壁の色もすべて奥様のこだわり。
シンク側はステンレス、背面の収納カウンターは味のある木調扉にするため、それぞれキッチンメーカーを変えてイメージを具現化。奥のパントリーには扉がなく、ストック品や冷蔵庫を機能的に収納。
格子デザインを用いた建具やダイニングセットをダークブラウンでまとめ、ほんのり和モダンテイストに。階段裏は洗面室やトイレ、勝手口を配したバックヤード動線になっていて、ダイニングともキッチンとも回遊できる。
吹き抜けのある階段を中心に、リビング、ダイニング、キッチンがひと続きとなった1階。階段脇には腰高にカウンターを配してスタディコーナーを設置。たくさんの居場所があり、思い思いに過ごせる。階段はダイニングに面しているので、お互いに顔を合わせやすい。
吹き抜けに面してコの字に広がる2階ホール。窓側は室内物干しスペース「HOSUピット」になっている。「共働きなので、とても助かっています」と奥様。
ご長男の部屋は、ブルーのアクセントクロスで個性を演出。
ご次男の部屋は、グリーンのアクセントクロスに。子供部屋はクローゼットには扉を付けず、その分フレキシブルな使い方を実現。「自分たち専用の部屋が持てて喜んでいます」と奥様。
モデルハウスを参考に、入り口正面を格子で仕切った主寝室。格子の裏には書斎スペースが広がり、ウォークインクローゼットも設けている。この部屋だけ白い床材にして雰囲気を変え、天井、壁はグレーのクロスを採用。ベッド脇の壁の凹部は、将来収納にする予定。
玄関は土間を広くとり、中央に壁を設けてお客様用と家族用にエリア分け。
ファミリー玄関にはご主人の趣味の釣り道具やお子様のサッカー用具などを置いて、出かけるときにすぐ手に取れるようにしている。その分、お客様用の玄関はモノが散らからずにスッキリ。
家族が同時に水まわりを使えるように、洗面室と脱衣室は分けて計画。
玄関ポーチには和の風情を演出する格子を設置。通りからの視線もほどよく遮る。サッカーが好きな兄弟は、庭でもよくボール遊びをしているそう。
ご夫妻が心惹かれていた「和モダン」の外観。なだらかな寄棟屋根と深い軒の出が水平ラインを強調し、安定感を創出している。外壁タイルはブラックをベースにホワイトの部分使いで表情豊かに。屋根には3.0kWの太陽光パネルを搭載。
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