CASE 023 千葉県 M様邸
一人の時間もみんなの時間も楽しむ、シェアハウス感覚で暮らす家。
以前のお住まいではお仕事のシフトや休日が合わず、たまに一緒にご飯を食べるくらいだったというM様。新しい家での暮らしはお互いがマイペースでともに過ごす新たな家族の習慣を生み出しています。
一息つける共有リビングに自然と家族が集まる。新しい家で、新しい習慣が生まれる。
「家族がそれぞれ外で仕事をしていて、一緒に家にいる時間が短いわが家の場合、二世帯住宅というよりシェアハウスといったほうが実情に近いかもしれません」とM様はおっしゃいます。両世帯の主寝室以外のスペースをすべて共有し、各世帯の主寝室はプライベートタイムをくつろいで過ごせる広さを確保しました。親世帯の主寝室にはずらりと和タンスが並びます。古いものでは70年以上前のものも。子世帯の主寝室の奥には、ドレッサースペースや書斎といった奥様のためのスペースが設けられています。帰宅後はそれぞれの部屋に直行かと思いきや、自然とリビングに集まることが多いとか。 「帰宅時間がバラバラなので、特に何かを一緒にするというわけではありません。お互いに好きなことをしているだけなんですが、前より一緒に過ごす時間は増えました。新しい家で暮らすことで、自然に生まれた新しい習慣と言えるかもしれませんね」とM様。気に入った床の色にあわせてコーディネートされたリビングは、ほっと一息つける空間。以前のお住まいから持ってきたアンティークの棚の色つやもお部屋の雰囲気を落ち着いたものにしています。 新しいリビングには、ご家族のすてきな時間が積み重なっていくことでしょう。
リビング・ダイニングはご家族が自然と集まるくつろぎスペース。以前のお住まいから持ってきたアンティークの棚がちょうど収まる凹みを設けて部屋をスッキリ見せています。
オープンタイプのキッチンの開放感をさらにアップするために吊り戸棚を設けませんでした。リビング・ダイニングを見渡せるのでスムーズにコミュニケーションがとれます。
吹き抜け階段から射す光が清々しい玄関。玄関から伸びる廊下を境目に1階の親世帯と2階の子世帯の生活スペースを分けてあるため、お互いの生活音を気にすることなく過ごせます。
ちょっとしたスペースも有効活用。2階ホールの手すり壁には文庫本がぴったり収まる埋め込み収納を設けました。
ウォークインクローゼットのすぐそばにドレッサーを置くスペースを確保。外出時のコーディネートもはかどります。さらに奥が書斎です。
天窓からの光が気持ち良い音楽が好きな奥様のための部屋。壁いっぱいの棚は収納力抜群な上、部屋をスッキリ見せます。
家の顔である外観にはご主人がもっともこだわりました。暖かなオレンジ色の瓦がお庭の緑に映えます。
リビングから出られる広いウッドデッキはご主人のお気に入り。以前よりも庭に出る機会が増えたとか。
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