CASE 024 千葉県 S様邸
お互いのペースを尊重できる、ストレスフリーな二世帯住宅。
庭からの陽射しで明るいリビング・ダイニングは両世帯で共有。子世帯側がシフト勤務のS様は、同居後の暮らしを想定して共有するスペースを決定。お互いのペースを守れる家づくりを目指しました。
プライベートスペースやバリアフリー、希望を叶えて住み心地アップ。
「お互いの家族がそれまでの自分たちの生活のペースを崩さないですむ二世帯住宅を目指しました。せっかく新しい家を建てるのだから、気持ち良く暮らせるようにしたかったんです」とS様。生活リズムの違う二つの家族が同居する生活を想定し、理想の家のカタチをしっかりまとめて家づくりに臨まれました。奥様側のご両親と同居されているS様邸では、玄関とキッチン、リビング・ダイニングを共同で利用。それ以外は、お互いの生活スペースを1階と2階で分けてお住まいになっています。 「小さい子どもたちや、シフト勤務で出勤時間がまちまちな主人。完全同居は難しい状況でした。それに、お互いの家族だけで過ごす時間はやはり必要。世帯ごとのプライベートスペースをしっかりと設けました」と奥様。また、車いすで生活されているお父様のため、親世帯の主寝室の出入り口は外出しやすいように玄関と一直線の位置に。家の中の段差は極力なくし、介助しやすく、車いすで移動しやすい広いスペースを確保しています。一緒に暮らすことで、両世帯が前よりもっと楽しく暮らせるようにしたい。そんなS様のご希望がしっかり実現されました。
キッチンは両世帯で共有。「自分の母と一緒に使うので、キッチンは共有で大丈夫だと考えていました」と奥様。役割分担も親子のあうんの呼吸。夕食は余裕があるほうが多めに作って「よかったら食べてね」と声をかけるようにしているそうです。
キッチンと洗面室を直結。家事動線がコンパクトになるように工夫されています。
ご主人は深夜に帰宅することがあるため子世帯リビングに冷蔵庫や電子レンジを置き、キッチンが無くても簡単な食事をとれるようにしました。親世帯への配慮です。
1階の親世帯が子世帯に用があるとき気兼ねなく声をかけられるように、階段をあがってすぐの場所に子世帯のリビングを設けています。
親世帯主寝室と玄関、トイレ、浴室などつなぐ1階ホールは車いすでも通りやすい広さに。動線もできるだけシンプルになるように配慮しました。
リビングと親世帯主寝室に面した陽当たりのいいウッドデッキ。お子様たちの遊び場としても活躍します。
両世帯の寝室に大容量のウォークインクローゼットを設けて片付けの効率をアップ。前の家の収納家具を活用できるように寸法を調整しました。
二人のお子様の子ども部屋はそれぞれ違うカラーでインテリアをまとめました。こちらはお嬢様のお部屋。お嬢様ご自身のリクエストで大好きなピンク色がテーマカラー。将来を考え、収納もしっかり設けてあります。
二色の外壁タイルのコントラストとリズミカルに並ぶ細長い窓が外観のシャープな印象をつくっています。太陽光発電システム4.0kWを搭載。「お風呂が二つあるので光熱費がアップするかと思いましたが、今のところ両世帯合わせて月1,000円程度ですんでいます」と奥様。
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