CASE 046 千葉県 A様邸
部屋ごとの収納計画で、“余白の美学”を楽しんでいます。
大きな吹き抜けのリビングは開放感たっぷり。ウォールナットの床、大理石のアクセントウォールに本物の上質感が漂う。上部に配した2階通路は透明アクリルパネルの手摺り壁とし、空間の採光性と一体感に配慮。
モノを意識させない収納が、理想の空間を引き立てる
「この家ができて、休日の外出が減りました。リビングもダイニングも書斎も、本当に心地よくて」とうれしそうに語るご夫妻。ゆったりと設けられた玄関ホールの引き戸を開けると大きな吹き抜けのリビングが広がり、縦に横に、光や風や心地よさが遊んでいます。白と茶を基調としたインテリアは、ご家族でイタリアを旅した際に泊まった海沿いのホテルのイメージ。特に白い壁と、そこに飾られた絵のコントラストに魅せられたそうです。「家族の交流を考えて、どの部屋に行くにもリビングを通る動線にしてもらいました。吹き抜けを囲む形で2階通路や子ども部屋の室内窓があり、心理的にも階の隔たりを感じないのがいいですね」とご主人。車イスを必要とされるご主人にとっては、物理的なバリアフリー化も必須条件。通常の尺モジュールより広いメーターモジュールとし、ホームエレベーターも設けるなど、家中をスムーズに移動できる設計となっています。そして、使うその場で誰もが出し入れしやすい機能的な収納で、人とモノの距離を縮めています。「ウィザースホームのモデルハウスの入り口にはスロープがあり、ユニバーサルデザインに取り組む企業姿勢を感じました。その会社との家づくりを選んで本当によかったです」とご主人。満ち足りた想いは、ご夫婦が奏でてくれたギターとピアノの音色の中にも優しく響いていました。
リビングとは少し配置をずらしてほどよく独立させたダイニング・キッチン。大理石の床でひと味違う表情に。
奥様念願の広々としたオープンキッチンは、調理をしながら会話も弾み、晩酌も楽しいひとときに。
ダイニングの一角には「LDファニチャー」を造り付けた。「地震時も転倒せず安心。書類関係や領収書、文房具などを分別収納でき、使いやすいです」と奥様。
キッチン横には、外観のふかし壁部分を利用したパントリーを配置し、内部には高さを調節できる「マルチ可動棚」を採用。
浅い奥行きとしたので、調味料などの出し入れがしやすい。
2階のお子様の部屋にはリビングの吹き抜けに面して室内窓があり、声を掛け合うことができる。2階右奥の引き戸は、和室への入り口。
ゆとりのリビングでセッションを楽しむご夫妻。父子でギターを弾くことも。「家しだいで時間の過ごし方も変わりますね」とご主人。
リビング内にも収納スペースを確保し、「マルチ可動棚」を採用。ゲーム機やCD、雑誌、細々とした日用品などもスッキリ。
ホールに設けられたホームエレベーター。1階と2階をワンフロア感覚でつなぐ。
2階に設けたご主人の書斎。ダイニングと同じ「LDファニチャー」で隠す収納と見せる収納を両立。両脇にも収納を設けている。父子でプラモデルをつくることもあるそう。
2階の書斎に隣接するインナーバルコニーは、雨の日でも気軽に一服できる場所。
床材の質感と色合いが落ち着いた雰囲気を演出する主寝室。
2箇所にクローゼットを設けた主寝室。手前が奥様、奥側がご主人用。主寝室は洗面室ともリビングとも行き来できる2WAY。
1階全体で機能的な回遊動線を実現しつつ、ご主人がパブリックゾーンを通らずに入浴準備ができる動線も確保している。
脱衣室には「タオル収納」「サニタリー収納」を設置し、バス用品などをスマートに収納。
トイレも洗面室側と廊下側に動線を設けた2WAY。
トイレには壁内を有効活用する埋め込み式の「トイレ収納」。ストック品もスッキリしまえる。
ゆとりの広さを確保し、土間と室内の段差もなくした玄関ホール。土間収納に外用の車イスなどを収納してスッキリした空間に。
白の空間にグリーンとミニカーを並べた飾り棚が映える玄関。天井高まで設けた造り付けの「玄関収納」は、収納力も抜群。
「理想を見事にカタチにしてくれた外観デザインです」とご主人。ふかし壁で存在感を高めたレンガ調の外壁タイルの風合いに重厚感が漂う。
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