その他 アーチ壁
オシャレに空間を区切れる「アーチ壁」
垂れ壁上部のデザインにひと工夫し、オシャレ感を高めるアイデアが「アーチ壁」です。
「アーチ壁」とは
天井からアーチ状に垂れ下がった壁のこと。丸みのない一般的な垂れ壁に比べて優しくオシャレな雰囲気になるため、高い人気を誇ります。アール(丸み)のつけ方や幅によって印象が変わります。
「アーチ壁」のメリット
オシャレで柔らかな雰囲気を演出できるのが大きなポイント。インテリアのアクセントになるので空間が単調にならず、独特のニュアンスが生まれます。また、扉を使わずに空間を分けられるという機能を活かし、家族の程よい距離感を保つことが可能。ここからは具体的な建築事例を設置場所ごとにご紹介します。
【 玄関】
扉を設けない場合が多いシューズクローゼットは、アーチ壁を取り入れやすい場所のひとつです。家に入ってまず見る玄関の、オシャレなアクセントに。
アーチ壁のバリエーションである三角型の垂れ壁で境界を作った例。アーチ壁に比べてシャープな印象に。
アンティーク調に馴染むよう、角丸に近いアーチ壁を採用。アクセントクロスや家具を額のように切り取る効果も活きています。
【キッチン】
キッチン~パントリー~ランドリーの家事ラク動線をオシャレに演出。やわらかい白を基調としたインテリアとの相性もいいです 。
大きな空間をやわらかく分ける二つのアーチ壁。梁とのコラボレーションで童話のような雰囲気に。
キッチンとリビングを繋ぐアーチ壁。広い空間を仕切るのには同様に幅広のアーチ壁がピッタリ。調理の場所とくつろぐ場所を、利便性を残しつつ程よく区切ることで、リラックス効果がより高まります。緩やかなカーブはモダンなインテリアとも調和します。
【リビング】
角丸で長方形に近いアーチ壁。角に丸みがあることで、和み感、優しさが生まれています。
【書斎】
ドアを用いずアーチ壁で書斎を区切った事例。ロールカーテンで空間を仕切れる仕様なので、家族の気配を身近に感じつつ、集中して作業を行えます。
【寝室】
寝室内クローゼットとの境界に利用。扉がないオープンタイプは出入りしやすいのが長所。リラックス空間と実用空間を分けながら、安らぎや和やかさを演出しています。