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ディスプレイにもなる便利な収納「ニッチ」

壁の厚みを利用して造作する収納「ニッチ」は、アイデア次第で暮らしが楽しく便利になるアイデアです。

ディスプレイにもなる便利な収納「ニッチ」

「ニッチ」とは

「ニッチ」は、英語のniche(すきま)からきた言葉で、壁をへこませてつくる収納のこと。ほとんどがオープンスタイルで、見せる・飾るスペースとしても利用されます。壁の厚みを利用する特性上、奥行は浅いのが一般的(7cm~13㎝程度)。深さを出したいときは壁をあえて厚くして作ることも。

「ニッチ」の使い方

「ニッチ」は奥行きが浅いため、こまごまとした小さなモノを収納するのに向いています。壁に作る収納なので、壁かけリモコン、発電・給湯設備などの操作パネルをまとめるスペースとしてもピッタリ。また、アートや趣味の小物を飾る「フォーカルポイント(視線を集めるポイント)」としても活躍します。

【Case1】玄関×フォーカルポイント

お客様の第一印象を決める重要な場所が玄関。ニッチにお気に入りの雑貨やフラワーアレンジメント、ルームフレグランスを置き、オシャレに演出しています。

【Case1】玄関×フォーカルポイント

【Case2】家族の動線×操作パネル収納

家族全員が通る動線上に、インターホン、給湯機、床暖房、各種スイッチなどをまとめたニッチを作成。ごちゃごちゃしがちなリモコンがスッキリし、生活感を出さずに利便性 が確保できます。

【Case2】家族の動線×操作パネル収納

【Case3】ダイニング×小物収納

ダイニングテーブルからすぐに手に取りたい、調味料やティッシュなどをニッチに収納。置き家具と比べて掃除もラクで、空間を広く使えます。

【Case3】ダイニング×小物収納

【Case4】造作洗面×小物収納

システム洗面台を使わず、オシャレに造作した場合は収納が少なく、モノであふれがち。オープンタイプのニッチを収納にすると手が濡れていても使いやすくオススメです。

【Case4】造作洗面×小物収納

【Case5】リビング×連絡スペース

家族が集まるリビングに、広い面積で作ったニッチです。背面をマグネットボードにし、家族のスケジュール、掲示物を貼って共有するスペースに。鍵置き場としても活躍。

【Case5】リビング×連絡スペース

【Case6】トイレ×備品収納

必要最低限のシンプルなトイレ備品収納。ニッチの浅さが、トイレットペーパー収納にピッタリです。トイレの操作パネルもニッチ内にあり、デザイン性がアップ。

【Case6】トイレ×備品収納

【番外編】「ニッチ」のかたち、いろどり

ニッチはいろいろな形にしたり、装飾を加えたりできます。写真左は家型にした例。右上は奥の壁面にタイルを貼り、より印象的なフォーカルポイントにした例。さらに照明効果を加えたのが右下の例です。注文住宅だからこそできる、柔軟な発想とアイデアを活かしたニッチの実例です。

【番外編】「ニッチ」のかたち、いろどり

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