設備 太陽光発電システム×ハイブリッド蓄電 システム
最強の組み合わせ「太陽光発電システム」×「ハイブリッド蓄電システム」
単体でもメリットのある「太陽光発電システム」に「ハイブリッド蓄電システム」を組み合わせ、さらなる相乗効果を狙うアイデアです。
太陽光発電の電力は、今なら自家消費が最もお得
太陽光発電は「電気代削減」「エコにも貢献」「災害時の非常用電源」とメリットが多いため、家庭での導入が進んでいます。その経済効果を高めるには、今なら発電した電気を売らずに自家消費するのが最もいい選択(図参照)。ここで役立つのが、太陽光で発電した電気をためて おき、発電しない時間にも使える「ハイブリッド蓄電システム」です。
消費できない電力をため、お得に使える「蓄電システム」
太陽光発電は太陽が出ている日中しか発電できません。しかし、家庭の電力消費が増えるのは 早朝から朝10時にかけての時間帯と、夕方から夜7時にかけての夜間(電気事業連合会調べ)。日中に発電し、使い切れなかった電力をためておくことができれば、発電できない早朝・夜間に発電電力が使え、経済効果がより高まります 。それを叶えるのが電気をためられる蓄電システム。太陽光発電との相性が抜群です。
「ハイブリッド蓄電システム」のメリット
蓄電システムは「単機能型」と「ハイブリッド型」の二種類ですが、太陽光発電と合わせるなら「ハイブリッド型」。理由は「パワーコンディショナー(パワコン)」が少ないから。太陽光発電の電気は直流のため、家庭の交流電源で使うには変換するパワコンが必要です。「単機能型」では太陽光システム用と蓄電システム用の2台が必要なのに対し、「ハイブリッド型」は1台。パワコン1台分の費用と空間、電力変換ロスが減らせます。さらに停電でも太陽光発電の電気を使いながらためられるので災害時も安心です。
「ハイブリッド蓄電システム」は新築時の設置がベスト
太陽光発電システム単体と、太陽光発電システムに蓄電システムを合わせて採用するのとでは構成が違うため、蓄電システムを導入するなら新築時が最も合理的。建てた後の導入だと、パワコンや配線等を設置し直すためのコストが高くなり、見送らざるを得ない場合があります。電力代の上昇に備えて、「太陽光発電システム」×「ハイブリッド蓄電システム」のアイデアは新築時に検討するのがオススメです。